立民から参院選出馬 “ザ・朝日新聞記者”山岸一生氏の評判

2019年05月24日 16時00分

立民から立候補する山岸一生氏

 立憲民主党(枝野幸男代表)は23日に開いた臨時の常任幹事会で参院選東京選挙区(改選数6)に新人で元朝日新聞政治部記者だった山岸一生氏(37)の公認を決めた。山岸氏は東京大学法学部卒業後、朝日新聞社に入社。2010年から政治部記者として鳩山由紀夫氏、菅直人氏の総理番を務めた後、那覇総局で辺野古問題などを取材した。

 国会内で会見した山岸氏は「昨日(22日)付で朝日新聞を退職した。もっと開かれた永田町にしなければならない。(安倍政権)官邸の密室では不透明な意思決定が繰り返されている。与党は忖度ばかり。立民の理念に共感した。政治を私たちの手に取り戻す」と訴えた。

 山岸氏は15年から政治部に戻り安倍内閣の首相官邸や自民党本部などを取材してきた。山岸氏はどんなタイプの記者だったのか。

 政府関係者は「山岸氏を一言で言うなら“ザ・朝日新聞記者”。プライドの高い感じの記者でした。安倍首相に高飛車な態度でズバズバ質問してきて驚きましたよ。山岸氏は、自民党本部で行う会見で二階俊博幹事長にぶしつけな質問を平然としていましたし。評判はよくありませんでしたね」と明かす。

 立民は東京選挙区に山岸氏のほか新人で元東京都議の塩村文夏氏(40)も擁立して2議席確保を目指している。一方、自民党関係者は「わが党は東京選挙区で丸川珠代元環境相、武見敬三氏を擁立する。ひょっとしたら3人目の擁立を行う可能性もある」と語った。

 立民2、自民2~3。公明、国民民主、共産、社民各党が1人ずつ擁立するほか、複数の諸派が候補者を立てる。超激戦区となるが、山岸氏は参院選で新聞記者から政治家に転身できるか。