元プロレスラー・木村健悟氏 3期目当選を素直に喜べない理由

2019年04月23日 16時20分

木村氏の選挙ポスター

“稲妻戦士”として人気を集めた元プロレスラーの木村健悟氏が統一地方選の東京・品川区議会選挙で3期目の当選(2669票獲得)を果たした。

 木村氏は2011年3月、無所属(架け橋の会所属)として品川区議選で初当選を果たした。4年前の2期目は「黄色靱帯骨化症」という難病を抱えながら当選した後、「自助、共助、公助」という3本柱による自身の政策をもとに有権者と行政とを結ぶ架け橋として活動を続けた。

 3期目の挑戦となった選挙戦の街頭演説で木村氏は「どうも、アントニオ猪木です。最近はあごが出ないように気を付けています」という口上から始めて有権者の心をつかんだ。

 木村氏は「駅前の演説では、品川区民のみなさまに選挙に行ってもらいたい、どうか一票を無駄にしないで行使してもらいたいという強い思いを訴え続けました。プロレスラーだったというネームバリューは選挙戦の中で生かせたと思います。驚いたのは、選挙に出ていると知った根強いプロレスファンが、全国から応援に駆けつけてくれて本当にありがたかった」と振り返る。

 しかし木村氏は意外にも3期目の当選を素直に喜べないでいる。目黒区議選に新人として立候補した“稲妻ジュニア”こと木村ヒロキ氏が落選したからだ。

「息子は前回の目黒区議選で落選した妻の地盤を引き継いで立候補しましたが、残念な結果に終わり落胆しています。ボクは、当選できましたが、息子の落選を知り、素直に万歳と喜べていません。今後は、任期中に品川区民の思いを形にして4期目にもチャレンジしようと考えています。そして息子にもう一度頑張ってもらって、親子で当選を目指します」(木村氏)

 木村氏の新たなバトルが始まっている。