中国人留学生の「スパイ手口」

2013年04月27日 16時00分

銀座のクラブホステスにも中国人留学生が・・・

 スーパーのアルバイトから、ラーメン屋のオヤジ、高級クラブのホステスも…日本は中国人スパイだらけ!! 防衛省情報本部に所属していた60代女性事務官が2月に「部内限り」とされた資料を持ち出したスパイ騒動で、中国人留学生によるスパイの手口に注目が集まっている。ともに食事をし機密書類まで持ち出させた疑惑を持たれた中国人スパイは、どうやって育成され日本に潜り込んだのか?

 問題の女性事務官は3月末に退職。同省の発表によると、女性は2月16日に米国務省定例会見の和訳資料を入れたリュックサックを庁舎1階に置き忘れた。別の職員が発見し、中身が「部内限り」の持ち出し禁止のものだと判明。さらに調査の過程で2007年頃に女性が、スーパーで働いていた中国人留学生の男性と2回食事に行ったことも分かった。外国人との接触は情報本部に報告するよう定められていたが、女性は報告しなかった。同省は機密の漏洩はなかったとしている。

 女性事務官について自民党関係者は「容姿端麗というわけではなく、男性と派手な交際をするタイプでもなかったと聞いた。ハニートラップといっても逆パターンは珍しい。さみしさにつけ込まれ接触を許したのではないか」。どうやら、魅力的な美熟女ではなかったようだ。とはいえ、女性の所属する情報本部は軍事情報の収集と分析を行う部署で、機密があっても不思議ではない。

「中国は人口が多く、人海戦術ができるので、スパイは日本のいたるところにいると考えた方がいい。中国料理の店でも料理人がスパイということも十分にあり得る。留学生もそう。銀座などのクラブに行くと中国人のホステスがいっぱいいる。『普段は何をしているの?』と聞くと『学生だ』と。有名な大学に行ってますよ。こういうクラブにはVIPも来るから、そこで接点ができるわけ」(自民党中堅議員)

 様々な職業についている中国人スパイは、どうやって養成されているのか? 中国の事情通によると、人民解放軍の軍官学校(士官学校)には、専門的に日本語を学ぶ一団がいるという。

「こうして日本語を学んだ将校たちが、中国の大学の大学院生の資格をとって、日本に留学生として入国してくる。日本の大学院を修了したら、そのまま日本企業に就職する」(事情通)

 これではまるで「中国人を見たら、スパイと思え」と言われているようなものだ。前出の中堅議員によると「スパイには軍出身、政府出身、民間出身の3つある。軍出身の場合は手に傷が多い。戦争を経験している国なら特に分かりやすい」と判別方法を明かす。

 スパイは中国だけではない。拉致問題に詳しい永田町関係者は「昔の話ですが、自衛隊の関係施設の周辺で北朝鮮の関係者がスナックを経営し始めて、そこで情報収集をしていたことがありました」と話す。今も昔も日本はスパイ天国なのだ。スパイ防止法成立が盛んに言われるのも当然だが…。

「スパイ防止法は議論に上がっては消えていきました。というのも中国共産党はともかくアメリカのCIAも取り締まるのかと問題になる。同盟国は除いて一部の国だけ取り締まるという法案は難しい。だから防止法ができない」と前出の自民党関係者。

 別の自民党の関係者も「必ず野党が反対する。自分たちの情報も取られてしまわないかと恐れるんだ」と同法案の難しさを語る。

 防衛省職員とスーパーアルバイトの接点も偶然とは片付けられない。

「みんなスパイ映画をばかにしますが、現実はスパイ映画よりも人間くさいですから」(前出の中堅議員)

 今回の疑惑も週刊誌に書かれる前に防衛省がリークしたとささやかれている。狙い撃ちされたのかもしれない。