対立激化の一途!小池都知事を追及 都議会自民党“ポケット謎掛け”の真意

2019年03月05日 17時00分

“ポケット”小池氏

 4日に開かれた都議会の経済・港湾委員会に小池百合子都知事が出席した。築地市場跡地の再開発を巡る方針転換を自民、共産の両野党から追及されるも「『築地は守る、豊洲を生かす』は一切変わっていない」と強弁したことで、自民党は小池氏に“ポケット”のレッテルを貼ってみせた。
 
 小池氏は一昨年の都議選前に旧築地市場の移転後も跡地を「食のテーマパーク」として再開発する方針を掲げていたが、今年になって国際会議場や展示場の建設プランを公表し、野党は「変節だ」「説明が足りない」と反発を強めていた。

 委員会で登壇した自民党の山崎一輝都議は3日の東京マラソンの表彰式で、小池氏が両手をポケットに突っ込み、ひんしゅくを買った一件から切り出した。「あのような行動は慎んでいただきたい。東京のトップリーダーですから、ぜひ忠告したい」とチクリ。

 その後、再開発を巡る変節を問いただしたが、小池氏は「方向性についてはなんら変えていない」と胸を張る始末で、議論は平行線をたどるばかりだった。

 あきれた山崎氏は再びポケットの話に。「東京マラソンでの知事の姿を見て、全国の皆さんから批判の声が寄せられた。ポケットにもいろんな意味がある。知事はご存じですか?」と質問した。

 小池氏は「趣旨がよく分からないが、ポケットといえば(豊洲市場に)あるはずのない地下空間が出てきたのを思い出した」と、ポケット=「盛り土がない空洞」の意味で、切り返してみせた。山崎氏は意味深な笑みを浮かべただけで、それ以上の言及はしなかった。

 だが、この謎掛けには意味があった。山崎氏の同僚である川松真一朗都議はツイッターで「ポケットには『ごまかす』という意味がある」とタネ明かし。ポケットに何か物を入れるしぐさから連想させる意味で、ほかにも「金品をくすねる」というスラングもある。

 都議会自民党は今後も“ポケット”小池氏を追及し、都知事の座から引きずり降ろす算段で、対立は激化の一途だ。