自民・田畑衆院議員が女性問題で離党届 議員辞職なら二階派VS岸田派の抗争必至

2019年02月16日 17時00分

 自民党の田畑毅衆院議員(46)が女性トラブルを理由に離党届を提出したことが15日分かった。トラブルの中身次第では議員辞職の可能性もあり、党内の派閥争いの火種となりかねない。

 田畑氏は早大卒業後、日銀勤務を経て、2012年の衆院選比例東京で初当選。17年の衆院選で愛知2区に国替えし、比例復活し、3期目だ。どんな女性トラブルを引き起こしたのか?

 自民党関係者は「別れたがっている女性に強引に迫って、トラブルとなり、警察ざたになったとの話が流れている。田畑氏は日付欄未記載で代理人を通じ、離党届を出したようですが、本当なら離党で済む話ではない」と話す。

 田畑氏は二階俊博幹事長率いる二階派に所属している。別の党関係者は「また二階派で問題議員が出てきた。田畑氏は比例でしか当選したことがなく、党内で存在感はない。離党届は受理されるでしょうが、辞職するかどうかは今後、もめるでしょうね」と指摘する。

 というのも田畑氏が辞職した場合、元職で岸田派の吉川赳氏が繰り上げ当選する。吉川氏は静岡5区が地盤。この選挙区を巡っては先月末、民主党や希望の党で要職を歴任した細野豪志衆院議員が二階派に特別会員で入会したため、次期衆院選での公認を巡って、二階派と岸田派の間でひと悶着が起きていた。

「吉川氏が現職となれば、細野氏の自民党入りが阻まれることになる。それだけに二階幹事長は絶対に田畑氏を辞めさせたくないでしょうが、野党側は女性トラブルの説明と責任を厳しく追及してくるのは必至です。かばい続ければ、統一地方選や参院選に影響しかねない」(前出の関係者)

 二階派の男女トラブルといえば、“ゲス不倫”の宮崎謙介元衆院議員は潔く辞職。“路チュー”がバレた故中川昭一氏の妻・中川郁子元衆院議員は前回の衆院選で落選している。