政務活動費の詐取認めた橋本元市議 不倫疑惑・今井氏との関係どうなった

2018年09月22日 17時00分

 架空の領収書を提出するなどして政務活動費(政活費)約690万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元神戸市議の橋本健被告(38)は21日、神戸地裁(川上宏裁判長)での初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は「市議としての倫理観が欠如していた」として懲役1年6月を求刑し、即日結審した。判決は10月29日。

 検察側は冒頭陳述で、先輩議員から政活費を使い切るよう言われたことなどが動機と指摘。キャバクラやガールズバーの遊興費のほか、東京への交通費や宿泊費に使っていたと主張した。

 被告人質問で橋本被告は、使い道は政治活動と私的利用が混在したと釈明。「自由に使うお金を手に入れる都合のいい制度だと思った」とも説明した。最終弁論では「申し訳ない」と涙を流しながら声を絞り出した。

 起訴状によると、印刷業者名義の架空の領収書を提出するなどして、2011~14年度の政活費計690万円をだまし取ったとしている。

 橋本被告は昨年、週刊誌で自民党の今井絵理子参院議員との不倫疑惑が報道され、その後政活費の疑惑が相次いで浮上。昨年8月に市議を辞職した。兵庫県警が今年2月に詐欺容疑で書類送検し、神戸地検が在宅起訴していた。橋本被告は不正受給分や利息として約1000万円を市に返還している。

 永田町関係者は「もともと歯科医だった橋本氏は現在、自らが院長の歯科医院で働いています。市議辞職後も数か月は今井氏との交際は続いていたようですが、昨年末からは、さすがに今井氏側が距離を置いているとか。また、別居している妻とは離婚調停中のようですね」と語る。