安倍首相が謎の歯医者通い 今年6月から10回以上も…消えぬ体調不良説

2018年09月22日 17時00分

 安倍晋三首相は21日夜、東京・富ヶ谷の私邸で、64歳の誕生日を友人らと祝った。約4時間にわたり、夕食を共にし、会話を楽しんだ。総裁選で勝利した首相はこの日が誕生日。参加したのは、増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務や松崎勲森永商事社長ら。両氏とは、8月に首相の別荘がある山梨県でゴルフを一緒にプレーした。勝利の美酒に酔う首相だが、首相としての在職日数を憲政史上最長とするためには、内閣改造で人事を盤石にするだけでなく、自身の体調も重要。しかし、永田町では、再び体調不安説が出ている。

 安倍首相は10月初旬に予定する内閣改造で、自民党総裁選を戦った石破茂元幹事長が率いる石破派からの閣僚起用を見送る意向を固めた。首相の憲法改正の考え方に同調することを人選で重視する。また、石破派からの党役員登用も避ける見通し。石破氏は記者団に「同じ党の同志だ。『誰を支持した』を(人事の)判断基準にするのは明らかに間違っている。国家国民に誠実な姿勢ではない」と批判した。首相は党内からの反発で再考を迫られる可能性もある。

 首相は28日に米国から帰国後、人事の検討を本格化させる。内閣改造と党役員人事の日程は10月1日か同2日で最終調整している。新体制で秋の臨時国会への党改憲案提出を目指し、公明党との調整を急ぐ構えだ。

 総裁選で3選を果たし、任期は2021年9月まで。来年8月まで首相を務めれば、在職日数は佐藤栄作氏(2798日)を抜き、戦後最長。同11月まで務めれば、桂太郎氏(2886日)を抜き、憲政史上最長の政権となる。

 戦後最年少の52歳で首相となっただけに、まだ若さあふれるように見えるが、体調面は依然、心配されている。第1次政権で退陣の要因となった持病の潰瘍性大腸炎は新薬が効果てきめんで、第2次政権以降はかつてのように下痢などで悩まされることは少なくなったといわれる。

 それでも、体調不安説は消えていない。自民党国会議員は「昨秋から年末にかけて、党内では『安倍首相は総裁選に立候補せず、岸田文雄政調会長に総理総裁の座を禅譲する』という説が出たほどです。それほどまでに体調不安説が消えていなかったのです」と明かす。

 また、自民党関係者は「ストレスがたまると明らかに顔色が悪くなって、しんどそうな時があった。昨年の都議選や今年になってのモリカケ問題や財務省文書改ざんで、国会に縛りつけられた時には、毎日がギリギリで、人の話が頭に入らず、何度か聞き直す場面も目立つようになっていた。なにかと体調不安が心配された」と話す。

 さらに安倍首相の謎の歯医者通いも体調不安説に拍車をかけたという。

「今年6月から安倍首相は日本歯科大付属病院に歯の治療で通い始めた。先月まで10回近くも通っており、歯の治療はカムフラージュで、なにか別の治療を受けているんじゃないかと臆測が飛び交った」(永田町関係者)

 安倍首相は六本木にあるホテルのジムに通っているが、長時間滞在の際は主治医の診察を受けているというのが永田町では“常識”だった。

「歯科医に通っている回数が多過ぎるし、持病と歯痛との関連も取りざたされている。入れ歯やインプラント治療だったら長期の通院も納得できるが…」(同)

 最高権力者の健康管理はトップシークレットで、事実が公表されることはないだけに、なんとも気になるところではある。