安倍支持…三原じゅん子氏「心変わり」の理由

2018年09月04日 17時00分

安倍首相支持を表明した三原氏

 自民党総裁選(7日告示、20日投開票)で3選を目指す安倍晋三首相の陣営が3日、選対本部の発足式を都内ホテルで開き、国会議員230人、代理出席の秘書らを含め計346人が出席した。

 なかでも安倍首相と対決する石破茂元幹事長を支持するとみられていた三原じゅん子参院議員が、安倍首相支持を正式表明して注目されている。三原氏は「石破氏支持」を決めた参院竹下派(21人)に所属。ところが、安倍首相陣営の選対本部発足式に姿を現した。

 2012年9月に行われた総裁選では、同じ神奈川を選挙区とする“自民党ホープ”小泉進次郎氏と石破氏を支持した三原氏。安倍首相支持への“心変わり”については「私の意思で決めた。安倍内閣の外交政策、経済政策などを総合的に分析し判断した。神奈川選挙区の自民党議員は衆参合わせて20人以上いるが、安倍首相支持です。進次郎さんは影響力があるから態度を表明していないのではないか」と語った。

 総裁選は、安倍首相と石破氏が国会議員票405票と党員・党友による地方票405票の計810票を競い合う“仁義なき”バトルを展開する。

 石破陣営もこの日、衆院議員会館で選対会合を開いたが、出席した国会議員はわずか18人。石破陣営は地方票獲得のために進次郎氏、三原氏の“二枚看板”に説得工作を続けたが、断られた格好だ。三原氏は「石破氏の陣営には(支持しないと)伝えたので、ご本人(石破氏)も知っていると思う」と明かした。

 石破氏が選挙協力を求めていた野田聖子総務相もこの日、安倍首相支持を表明し、女性議員から石破氏が支持を得るのは困難な状況となった。

 同党関係者は「安倍首相の決起集会には稲田朋美氏、選対本部長の橋本聖子氏、丸川珠代氏、山東昭子氏、今井絵理子氏、鈴木貴子氏らが出席した。三原氏が安倍首相を支持し、参院竹下派が“一枚岩”ではないこともわかった。進次郎氏も安倍首相の支持に回るとみられている」と語った。