日韓国会議員がサッカー親善試合 健闘たたえ合うも関係改善は?

2018年07月03日 17時00分

女性議員も参加した日韓国会議員親善サッカー

 超党派のサッカー外交推進議員連盟は2日、東京・北区の味の素フィールド西が丘で「第11回日韓国会議員親善サッカー大会」を開いた。

 同大会は昨年の6月以来となる。1998年に始まったが、日韓関係の悪化などにより、2006年の第7回以降一時、中断。国交正常化50周年を迎えた15年に再開された。

 自民党を中心とした超党派の国会議員は、衆参を合わせて31人、韓国の国会議員は25人。両チームとも女性議員が参加の総力戦となった。自民党の国会議員は「前回の試合は負けた。今度は勝ちたい」と本気モードだ。

 開会式で同議連会長の自民党・衛藤征士郎氏は「サッカーを通して日韓両国の相互理解を深めたい」とあいさつ。韓国の金学容議員が「試合を契機に、近くて遠い日本ではなく、近くて近い日本になる道しるべになることを期待します」と応じた。

 試合は30分ハーフで行われた。W杯開催中ということもあって気合十分。空振りするミスも少なく、白熱のガチバトルに終始した。

 結果は0―0の引き分け。握手を交わし健闘をたたえ合ったが、今後の日韓外交に関しては不安の声も。

 自民党国会議員は「サッカーは今後も続けていきたい。しかし今の日韓関係は悪い。日本政府は、韓国政府に対して慰安婦問題や韓国が不法占拠する竹島をめぐり、抗議や申し入れを続けている。韓国と北朝鮮の南北選手団が、来月のアジア大会で竹島を描いた統一旗の使用をアジアオリンピック評議会に申請する方針を打ち出したことも理解できない」と語る。

 一行は場所を移し懇親会を行ったが、果たして冷え込んだ日韓関係の改善につながったか…。