議員所得「株損失で赤字」の人がいた!「資産ゼロ」で注目された小泉進次郎は?

2018年07月03日 07時15分

 衆参両院は2日、国会議員の2017年分の所得に関する報告書を公開した。所得総額の1人当たりの平均が2412万円となり、前回16年分の公開時(平均2412万円)と同じ水準だった。トップは自民党の逢沢一郎衆院議員で7億1193万円。上位8人は自民党が占めた。

 上位3人は1億円超で13位までが5000万円を超えた。逢沢氏は、16年に死去した元衆院議員の英雄氏の長男。相続した東京都内の土地と株式のそれぞれ一部を売却した。2位の元栄太一郎参院議員は自身が経営する会社株式の売却などで3億1072万円を、3位の中西健治参院議員も株の売却益を含め2億9244万円を得た。

 与野党9党首の所得総額を比較すると、自由党の小沢一郎共同代表が4091万円を得て、6年連続でトップに立った。議員報酬を含む給与所得として2621万円、雑所得として1471万円を報告。宗教団体「ワールドメイト」代表が役員を務める企業の顧問や、17年9月まで日本大の理事に就いていた分の報酬も届けた。

 小沢氏に次ぐ党首が自民党の安倍晋三総裁・首相で3900万円。歳費や首相給与などの給与所得が3800万円。不動産所得(7万円)や配当所得(20万円)のほか、テレビ出演料など73万円の雑所得もあった。

 秋の自民党総裁選に出馬するとみられる石破茂衆院議員は2792万円だが、テレビ出演料や原稿料、印税などメディア露出の度合いの指標ともなる「雑所得」は937万円を得て、首相の73万円を大きく上回った。

 所得総額最下位は自民党・鳩山二郎衆院議員で3943万円の赤字を報告した。鳩山氏は約30億円の資産があった故鳩山邦夫元法相の次男。議員報酬などがあるものの、上場株式の売却による損失が6442万円に上った。

 4月の資産報告(普通預金等を除く)で「ゼロ円」と注目された小泉進次郎衆院議員は、歳費など1855万円の給与所得だけだった。