国会に大ナタ振るう進次郎氏の訴えはご都合主義対応の安倍首相に届くのか

2018年06月28日 17時00分

安倍首相に期待を寄せた進次郎氏(手前)だが…

 自民党の小泉進次郎氏ら若手議員でつくる「2020年以降の経済社会構想会議」は27日、国会内で開いた会見で、安倍内閣と同党執行部に対し大胆な国会改革を訴えた。

 進次郎氏と同会議メンバーは、永田町の同党本部を訪れ、国会改革の提言を二階俊博幹事長に提出した。その中身は、行政を巡る疑惑解明に向けた「特別調査会」を国会に設置できるようにすべきだと指摘。党首討論の夜開催など内閣の説明機会を増やし、代わりに首相や閣僚の国会出席を合理化する案も盛り込んだ。

 国会が1年以上振り回された学校法人「森友学園」「加計学園」などのスキャンダルの追及には特別調査会を設置し、委員会での法案審議に影響を及ぼすことがないように求めた。

 また安倍晋三首相や閣僚の負担を軽減する目的として、国会出席の合理化を目指す方針をブチ上げた。進次郎氏は「今の国会は、スキャンダルや疑惑が発生すると審議拒否などの通行止めで、法案などの渋滞が発生している。今のままでは、時間も税金も無駄遣いになりかねない」と話す。

 報道陣からは「自民党が本気でスキャンダルに向き合う改革なのか。進次郎氏が直接、安倍首相に話した方が国会改革が早く進むはず」と突っ込んだ質問も。

 進次郎氏は「安倍首相は日本のリーダー。言いたいことがあってふらっと言いに行く人じゃない。私の父(小泉純一郎元首相)は『よく総理大臣に小さな意見が入ってこない、というがうそだぞ。小さな意見もすべて入っていた』と言った。平成のうちに国会改革は不可欠だ。安倍首相に提言は届くはずです」と話し、安倍首相に期待を寄せた。

 安倍内閣の“ご都合主義”対応にメスを入れた進次郎氏の提言は実現するのか。