国会に提出の加計学園“新文書”「自民党愛媛県連の代理戦争」の声

2018年05月24日 17時00分

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画で、地元の愛媛県が国会に提出した新文書をめぐる騒動に関し「自民党愛媛県連の代理戦争だ」との衝撃情報が永田町で流れている。

 新文書によると、安倍晋三首相と加計孝太郎理事長が2015年2月25日に15分ほど面談。今治市が国際基準の獣医学教育を目指すことに安倍首相は「そういう新しい獣医学部の考えはいいね」と話したという。

 安倍首相は23日の厚生労働委員会で「首相動静などで調べるしかないが、それを見る限り(加計氏と)お目にかかっていない」と、新文書の内容を完全否定した。

 愛媛県の中村時広知事は、安倍首相が内容を否定したことに「『そうですか』としか言えない。人の心や記憶はわからない。(文書は)国会の要請に基づいて出したもので、議員が3年前の文書を改ざんする必要はない」と正当性を主張した。
 今回の“新文書”騒動に関し、自民党関係者は「愛媛県庁は、安倍内閣の支持率が上昇(回復)傾向にあるこの時期によく資料を提出した。しかし地元(愛媛県)の県連では、大変なことになっている」とこう語る。

「中村知事は、安倍首相の側近で愛媛県選出(1区)の塩崎恭久前厚労相とは関係が非常に悪い。塩崎氏は安倍首相を全面的に支持。中村知事は、塩崎氏を落選させて国政にカムバックしたい意向があるとみられている」

 これに“反安倍・塩崎”の急先鋒、愛媛2区の村上誠一郎元行革相が、中村知事の文書提出で全面支援に回っている。

「村上氏はモリカケ問題を日大アメフット部の悪質タックル問題に絡め『永田町に振り替えてみれば、命令していないというけど(公文書を)改ざんしているわけでしょ!?』と批判。愛媛県連は塩崎派と“中村&村上派”で割れている」(同)

 再び大きなバトルになりそうだ。