巨人V経済効果は640億円

2012年09月25日 18時00分

 巨人のリーグ優勝を受けて、三越伊勢丹ホールディングスやセブン&アイ・ホールディングスは22日以降、傘下の百貨店やスーパー、コンビニで原辰徳監督の背番号88にちなんだ特売など、優勝記念セールを開催する。果たして経済効果はどのくらいになるのだろうか。かつて相撲の八百長問題の際、日本相撲協会の損失額をピタリと的中させた実績がある経済評論家の平野和之氏(36)が算出した。

「結論から言うと約640億円は期待できると思います。不況の今、祝い事ではないと財布のヒモは緩みませんからね」

 その内訳は、まず東京ドームの株価だ。巨人優勝の期待がかかるにつれて、ここ1か月間に約20円上昇している。観客動員数も昨年と比べて1割増加しており、これは来年以降も続くことが見込まれる。人数にして約35万人の増加だ。ここまでで「200億円ぐらいになるでしょうね」(平野氏)

 続いて大きいのが優勝セールだという。

「ちょうど秋という時期は売るものが少ないこともあり、消費を促す効果が期待できます」


 加えてユニホームの売り上げ、それに伴う雇用の創出などを勘案すると、合計約640億円に上る計算となる。

「1つ言えるのは、やはりプロ野球界を引っ張っているのは巨人と阪神なんですね。両球団は5万人の観客を動員できます。パ・リーグになると8000人しか入らないところもある。そういう意味では、この2球団が盛り上げているんですよ」

 経済効果という面でも球界の盟主に変わりはないようだ。