【宝くじ】高額当せん者“生み出す”ベテラン販売員に聞く

2014年12月13日 09時00分

サンタ姿の秀じい。長年この売り場に通うファンもいる

<年末ジャンボ宝くじ>東京・浅草橋駅の東口には、当たりがよく出ると評判の売り場がある。“秀じい”こと、森秀夫さん(83)がいる2番売り場だ。なんと1996年以降、1000万円以上の高額当せんくじが34本も出ている。毎日8~20時をめどに売り場に立ち続ける秀じいの売り場は、年末ジャンボの時期ともなれば常時20人前後の行列ができる人気ぶりだ。

 そんな秀じいに高額当せん者の共通点を聞くと「それが全然ないんですよ。やっぱり運じゃないですか?」。では、たくさん宝くじを買えば当せんが近づくかといえば、そうでもなさそうだ。

「バブルのころは何十万円と買ったり、1箱(1万枚=300万円)買っていく人もいました。でも、うちの売り場ではたくさん買った人が高額当せんしているかといえば、そうでもないんです。確率的にはたくさん買ったほうがいいんですけど、うちでは10~30枚程度を買った人に意外と高額当せんが出てますよ!」

 当ててやる!という邪心が強すぎると、福の神も気おされて逃げてしまうということか!?

 最後に秀じいがこんな言葉を残してくれた。「宝くじに当たって不幸になる人もいる。外れたとしても、『当たらない幸せをつかんだ』と思ってください」。こんな販売員の売り場だからこそ、福の神が舞い降りてくるのかもしれない。