高輪ゲートウェイ駅にお酒も買える無人キャッシュレス店舗 23日オープン

2020年03月19日 10時00分

お酒も買えます!

 無人レジなのにアルコールも購入できる! 14日に開業となったJR山手線の新駅・高輪ゲートウェイ駅改札内にある無人キャッシュレス店舗「TOUCH TO GO(タッチ トゥー ゴー)」がいよいよ来週、23日にオープンする。

 これはウオークスルー型の完全キャッシュレス店舗で、約50台の3Dセンサーカメラや重量センサーで、客の位置情報と手に取った商品をリアルタイムに認識。決済エリアに立つと、タッチパネルに商品と購入金額が自動で表示されるので、あとはSuicaをタッチするだけ。今後はクレジットカードやその他の電子マネーに対応予定という。

 TOUCH TO GO社の阿久津智紀社長は「赤羽駅の実証実験店舗では、同時入店できる人数が3人までだったが、テストを繰り返した結果、7~10人まで精度を高められた。今後は無人AIレジ技術を売り込んで、5年以内に100か所に広げていきたい」と意気込んだ。

 店舗面積は約60平方メートルで、通常なら3人の店員が必要になるところが、無人AIレジ技術によって、品出しとバックルームの2人に省人化できるという。弁当や総菜、菓子、飲料など約600アイテムを取り扱うが、なかでも興味深いのがアルコールも販売される点だ。

 未成年の飲酒防止のため、小売業では原則として対面レジ接客が基本とされているが、ここではタッチパネルによる年齢確認ボタンを押すと、バックヤードと遠隔コールセンターに通知が届き、どちらかが客の顔を見てからOKを押すことで、無人レジでの酒類販売を可能にしたという。

 流通ウォッチャーの渡辺広明氏は「お酒の販売を可能にしたことは大きい」と評価しつつ「米国の『Amazon GO』は入店時にQRをかざすだけ、こちらは買い物を済ませて退店するときにSuicaをかざす、と順序が逆。どちらが便利なのかはお客様によって判断が分かれるかもしれない」と分析した。