千葉山中に殺害焼死体遺棄の社長が「陰陽師」を名乗り行っていた活動とは

2018年04月17日 08時00分

 先月8日に千葉・香取市の山中で産業廃棄物処理会社社長の加藤和夫さん(69)が焼死体で見つかった事件から1か月余り。殺人の疑いで男2人が逮捕されたが、加藤さんは産廃会社社長とは別の意外な“顔”を持っていた。

 加藤さんは先月3日から行方不明となり、7日夜に加藤さんと知り合いだった土木建設会社の元社長飯島健司容疑者(76)と同社の元専務柴田正和容疑者(52)が「男性を殴り、殺害して焼いた」と容疑を認め、供述通りに山中から焼損した遺体が発見された。

 捜査関係者によると、遺体が遺棄された敷地は、飯島容疑者が社長を務める土木建設会社の所有地。遺体は同場所で焼かれたとみられる。加藤さんとは造成地の整地作業を巡って、トラブルになったという。

 口論から鉄パイプで何度も殴られた末に無残にも焼かれてしまった加藤さんは、本業とは別に自身が教祖を務める宗家「聖心世直し教会」を主宰していた。同時に“陰陽師”を自称し、「公務員が隠蔽したがる汚職疑獄を暴きだす」などと講演やブログ等で国政や地元市政にメスを入れる活動も行っていた。

 近隣住民は「地域思いで、優しい印象の人。なんでこんなことになったのか不思議です」と困惑した様子で語った。関係者によれば、先月7日に成田署に加藤さんの捜索願を出したのも同宗教信者の女性だったという。事件はあくまで金銭トラブルとみられ、宗教活動との関連はないとみられているが…。