生きたまま火を付けて女性殺害 4人の不良グループの犯行動機

2018年02月21日 10時00分

 千葉県印西市竜腹寺の住宅で17日火災があり、焼け跡から住人の海老原よし子さん(55)とみられる遺体が見つかった事件で、県警は19日、殺人と現住建造物等放火の疑いで16歳から20歳の男女4人を逮捕した。海老原さんとの間で何があったのか?

 逮捕されたのは、職業不詳の仲内隼矢容疑者(20)、金崎大雅容疑者(20)、菅野弥久(みく)容疑者(20)、都内の少女(16)の4人。調べによれば、4人は共謀し、海老原さんの自宅に火を付け、殺害した疑い。

 事故とみられた火災が一転、殺人事件となった。焼け跡から見つかった遺体は50~60代の女性で、気道内にすすが付着していたことから生きた状態で火をつけられての焼死だった。

 殺害、放火の容疑で浮上したのは海老原さん方に出入りしていた少年少女のグループだ。付近の住民によれば、以前から菅野容疑者が訪れていたといい、この数週間は複数の男女が目撃されていたという。

 仲内容疑者を知る男性は「高校卒業後に髪を染め、たばこを吸うようになるなど派手になった」と話し、グループは髪の毛を金や茶に染め、不良集団と不審がられていたという。

 県警は4人の認否を明かしていないが、菅野容疑者は事件後、知人に「住宅に火をつけた」と話をしたという。また金崎容疑者は海老原さんと同じ市内在住。同容疑者の祖父は「気の弱い子なので(逮捕に)驚いている」と話した。

 海老原さんは足が悪く、生活保護を受けていたという。火災発生時、木造プレハブの平屋約50平方メートルは瞬く間に炎に包まれ全焼し、何らかの可燃性物質が使われた可能性もある。

 菅野容疑者の友人は「高校を途中で退学した。一人では何もできないタイプ」と振り返る。いったい、何が4人を凶行に走らせたのか。