“ブリーフ裁判官”また問題ツイート 軽率投稿で遺族感情を逆なで

2017年12月28日 17時00分

岡口裁判官は昨年も裸投稿で騒動になったばかり(16年6月30日付本紙より)

“ブリーフ裁判官”が、またやらかした。東京都江戸川区で2015年、都立高3年の岩瀬加奈さん(17=当時)が陵辱目的で殺害された事件に関して、東京高裁の岡口基一裁判官(51)がツイッターに投稿した発言が遺族の怒りを買っている。

 事件については高裁が今月1日の判決で、強盗殺人や強盗強姦未遂の罪に問われた青木正裕被告(31=上告中)を無期懲役とした東京地裁判決を支持し、同被告の控訴を棄却していた。

 岡口裁判官は15日、高裁の判決文が掲載された裁判所のHPのアドレスとともに「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男」「そんな男に、無惨にも殺されてしまった17歳の女性」と投稿。怒りを覚えた遺族は26日、被害者の尊厳への配慮が全くないとして処罰を求める要望書を高裁に提出した。

 母親は「事件をちゃかしているように感じる。現職裁判官の行為として信じられず、許せない」と話す。娘が受けた鬼畜の所業は親なら誰しも怒りに震えるものだ。

 公判で判明したのは、青木被告が岩瀬さんに馬乗りになって首を絞めて殺害した事件のおぞましすぎる態様。被害者を辱めた犯行に一審で検察は無期懲役を求刑したが、遺族は極刑を強く求めていた。

 法廷で明らかになったこのような事実を、裁判官なら知る機会があるだろう。投稿は軽率で不適切極まりない。

 岡口裁判官は16年6月にも、2年間にわたり、ツイッター上に、上半身裸でブリーフ一丁の姿などをツイッターに投稿したことで、高裁長官から厳重注意を受けていたお騒がせ裁判官だ。このときは「けしからん」「笑える」「おもしろい裁判官がいる」と賛否両論だったが、今回の投稿(要望書を受けて削除)は遺族感情を逆なでした。

 高裁は「事実関係を確認して適切に対処したい」とコメントしている。