麻生氏より恐い「オバチャン感覚」発言

2013年01月26日 16時00分

「失言に気をつけないといけないのはアノ人なんですよ」。永田町関係者が指摘するのは女性閣僚の目玉として入閣した、稲田朋美行政改革担当大臣(53)だ。失言第1号は麻生太郎財務相(72)に譲ったが、来週にも始まる通常国会では、野党の徹底マークが予想されている。

 21日の麻生氏の失言は終末期医療に関して「チューブの人間だって、私は遺書を書いて『そういう必要はない。さっさと死ぬから』と手渡しているが、そういうことができないと死にませんもんね、なかなか」という、延命医療を否定するものだった。麻生氏は「撤回する」としたが、ネットには賛同する意見も寄せられた。

 だが、実はもっと危険な大臣がいるようで、永田町関係者は「石原伸晃環境相は危険です。サティアン発言はまだ覚えているでしょ? もう1人が稲田氏です。あまり有名ではないですが、言葉が軽い印象があります」と明かす。

 稲田氏には過去に問題視された発言がある。2006年には「若者に農業に就かせる『徴農』をすれば、ニート問題は解決する」と発言し物議をかもした。また、同年に加藤紘一前衆院議員(73)の自宅が右翼関係者に放火された事件について「先生の家が丸焼けになった」と冗談っぽく話したと報じられた。

 野党関係者は「“伝統と保守の稲田”と一部で呼んでいて、バリバリの保守政治家なんです。野党時代は大臣追及型の質問を担当していましたが、実は本人も言葉の選び方が悪いときがある。オバチャン感覚といいますかうっかり発言も多い」と狙いを定めている。

 小泉チルドレンながら保守層に支えられ、選挙は強い。攻めるタイプの稲田氏は自身を保守できるのか。