「ラスベガス乱射」事件45分前に“予言者”出現!?

2017年10月05日 17時00分

 米ネバダ州ラスベガスの野外コンサート会場で1日夜に起きた銃乱射事件で3日、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)が事件前、フィリピンにいた交際女性に10万ドル(約1100万円)を送金していたことが判明した。女性は米連邦捜査局(FBI)関係者の同行で米国に戻り、事情聴取を受けた。一方、現場では事件の約45分前に“予言者”が現れたと話題になっている。

 パドック容疑者については事件直後、行動をともにしていたとみられるアジア系女性を当局が追っていると報じられる一方、交際女性が東京に滞在している可能性があるとの情報もあった。その後にフィリピンへの送金が判明し、フィリピン人女性マリルー・ダンリーさん(62)の存在が浮かび上がった。

 ダンリーさんは9月15日に日本からフィリピンに到着し、事件当日も同国にいた。容疑者からの送金が分かったことでFBIが接触。捜査員同行でフィリピンを離れ、現地時間3日に米国入りした。

 パドック容疑者は事件前の数週間にわたって1日1万ドル(約110万円)以上をギャンブルに使っていたことも判明。当局は、犯行時、乱射が9~11分間続いたと明らかにした。実行犯は自殺したパドック容疑者ということで確定したが、情報が錯綜し、いまだに謎は多い。

 米ABCニュースは、銃撃は32階からでなく、7~10階から行われた可能性を報じた。映像を見ると、マズルフラッシュ(発砲時に銃口から発せられる閃光)らしきものが10階以下の低層階の窓で発生している。米メディアでは、多くの人がさまざまな角度から撮影した動画を取り上げ「4階の窓からマズルフラッシュが出ている。共犯がいるのでは?」「10階でマズルフラッシュが発生しているのに、32階から光が出ていない。真犯人は別にいるのでは?」などと論じられている。

 しかし、現地事情通は「銃撃音とシンクロして低層階の窓から光が出ているように見えますが、あれはホテルそばに立っている電飾看板のストロボフラッシュ。銃撃音がやんでいるときも光っていて、後日の昼に撮影されたときも光ってます。撮影地点によっては、そのストロボが4階や10階の窓が光ったように見えるんです。でも、動画が拡散し、ニュース番組も間違いを訂正していないので、ネットではどんどん陰謀論が広がっていますね」と指摘する。

 そのほかにも、いまだ謎として残っている証言がある。発生直後、米NBC系のニュースが警察署前で、事件に遭遇した人たちにインタビューしていたが、そのうちの一人の女性が奇妙なことを話した。

 ブリアンナ・ヘンドリックスさん(21)は「コンサートが始まってすぐ、50代のヒスパニック系っぽい女性が『ヤツらが周りを囲んでいる。私たちは今夜、みんな死ぬのよ』といろんな人に話し掛けてたんです。私にも…。私とママはそれを警告と受け止め、ホテルに戻ったんです。そして、45分後に銃撃が起きた。私は窓からその銃撃を見たんです。あの女性は何か知っていたに違いありません。警察にも伝えました」と語ったのだ。

 ネットでは「予言者がいたのか!?」と話題になっている。

 実際に当局は、この話に関心を寄せているという。前出の事情通は「パドック容疑者の恋人のマリルーさんは事件当時はフィリピンにいたということだが、親戚のフィリピン人に容疑者が銃撃事件を起こそうとしていることを伝え、その親戚がコンサート会場に警告しに来た可能性もあるというわけです」と話す。真相は…。