18年間で30人以上が被害?世界を震撼させるロシアの“人食い”夫婦

2017年09月28日 07時00分

 ロシアの夫婦が、これまでに30人以上を殺害し、遺体の一部を食べていた疑いが浮上し、世界中を震撼させている。複数の海外メディアが報じている。ホラー映画のような猟奇的すぎる今回の事件は“ロシア史上最悪の連続殺人事件”と報道されている。

 ロシア連邦捜査委員会によると、同国南部クラスノダール市の士官学校で働くディミトリー・バクシェフ容疑者(35)は今月8日、酒を飲んでいて口論となった女性を殺害。同席していた妻、ナタリア容疑者(42)と共謀して遺体を損壊し、携帯電話で記念写真を撮影した。その後、ディミトリー容疑者は携帯電話を紛失。拾った人が保存された凄惨な画像を発見し警察に通報したことで、夫婦は逮捕された。

 取り調べの中で妻ナタリア容疑者が供述した内容は、驚がくすべきものだった。「殺人と人肉食は1999年から18年以上にわたり続けてきた。30人以上を殺害し、遺体を食べていた」と供述しているという。

 彼らが生活していた士官学校の寄宿舎の部屋を警察が捜索したところ、今月殺害された女性とは別人のものとみられる人体の一部が冷凍庫の中から7点と、ガラス瓶の中で「ピクルス」にされている人肉が発見された。また、被害者の遺体から剥がされたとみられる人間の皮膚も19点見つかっている。

 さらに、オレンジとともに皿に盛り付けられた人間の生首や、切断された人間の手を口にくわえる男の姿など、凄惨極まりない写真のプリントも押収されている。

 ロシアニュースサイト「プラウダ」によると、この家宅捜索では「カニバル(人肉食)のためのビデオレッスン」と題されたDVDも見つかったというが、中身についての詳細は不明だ。

 寄宿舎の住人からは、彼らの部屋からは薬品のにおいが漏れていたという証言があり、ナタリア容疑者が士官学校の中で看護師として働いていたことなどから、夫婦はエーテルなどの薬品を用いて被害者を昏睡させ、犯行に及んでいた可能性も指摘されている。ナタリア容疑者の証言が真実であるとすれば、史上まれに見る規模の連続食人事件である。

 一方でロシアでは「遺体を切り刻んで一部を食べ、残りをケバブ屋台で売った疑いで男3人を逮捕」(2009年)、「ゲイの出会い系サイトで知り合った男性を殺害し、遺体をソーセージ状にして食べた疑いで調理師の男を逮捕」(11年)など、人肉食殺人事件が度々発生している。

 当局による捜査の進展が待たれる。