とんだ変態“ヤる気”スイッチマンだ。中学2年生の少女(13)に現金4000円を渡す約束をしてわいせつ行為をしたとして自称・思春期専門カウンセラーで“子どもたちのやる気スイッチマン”を名乗る大塚隆司容疑者(48)が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で14日までに警視庁に逮捕された。

 今年7月23日、東京・荒川区内のラブホで現金を渡して少女とみだらな行為をした疑い。「援助交際するためにツイッターを始めた」と容疑を認めている。ツイッターで援交相手を募集していた少女に容疑者から連絡をとったとみられる。サイバー捜査から発覚した。

 大塚容疑者には思春期の子育てに関する著作がいくつもあり、各地の教育委員会などから招かれて不登校児や学習困難児への接し方に関して講演会を開いたり、識者としてメディアで発信する機会も多かった。

 昨今、教育関係者による児童買春事件が後を絶たない。昨年10月には「教育コンサルタント」の男(35=当時)がやはりツイッターで知り合った少女(15=当時)と性行為をした児ポ禁止法違反の疑いで捕まっている。

 SNS援交の事情通は「援交募集をしている子や闇アカ(病んでいる内容を書く専用のアカウント)で不満をタレている子は家族や学校内でうまくいかず、自己評価が異常に低い子ばかり。誰か知らないオッサンに感情をブチまけたいし、援交目的と分かっていても“カウンセラー”や“教育コンサル”を名乗るオッサンから『相談に乗るよ』と言ってもらえれば建前ができて少女側も好都合。大塚容疑者も身分を隠さずに近づいた可能性が高い」と指摘する。

 大塚容疑者の逮捕にネット上は「どこの“ヤる気”スイッチを押してるんだ」などと非難ごうごうだ。