大阪母子死傷事件容疑者の評判 外ヅラはいいが「すぐカッとなる」

2017年09月15日 17時00分

事件現場のマンション

 大阪・堺市のマンションで13日、二瀬恵美さん(35)が刃物で刺され死亡し、娘の若葉ちゃん(4)も重傷を負った事件で、大阪府警は14日、西堺署に出頭してきた二瀬さんの交際相手で同居人の無職・小林茂信容疑者(48)を殺人容疑で逮捕した。

 13日午後10時ごろ、二瀬さんとは別の女性から「元夫が今の奥さんと娘を刺して逃げた」と通報があった。女性がマンションを確認したところ、二瀬さん母子が室内で血を流して倒れていたという。

 小林容疑者は包丁を持って女性の家を訪れ、二瀬さんと娘を刺したと言い残し、バイクで逃走していた。調べに「二瀬さんと口論となり、包丁を持ったが、殺意はなかった。口論は娘の前で食べたものを吐く二瀬さんのダイエット方法をめぐってのものだ」などと話しているという。

 同じマンション住人は二瀬さんについて「初めて会ったときは“ぽっちゃり”くらいの印象だったけど、今はすごくやせている」と言い、若葉ちゃんが通う保育園の保護者も「一時期に比べるとずいぶんやせた。DVが理由かは分からないけどテンションの低い時もあった」と話した。

 内縁の妻のダイエットが発端というが、娘にまで手をかけた理由にはならない。小林容疑者とはどんな人物なのか。

 前出の住人は「社交的であいさつも向こうからしてくれるし、仲のいい夫婦という印象」と語る。対外的に良い顔を見せる一方で、別のマンション住人は「昨年の夏くらいに、部屋からケンカしているような声も聞こえた。二瀬さんが子供を抱いて警察に相談している姿も見た」と明かす。

 近くの飲食店関係者は「事件の後、女の人が『兄貴が刺した。兄貴は気が強くて、すぐカーッとなる』って警察に叫んでた」と、小林容疑者の妹らしき女性が叫ぶ姿を目撃していた。

 二瀬さんは昨年5月、小林容疑者から暴力を受けていると同署に相談していたが、その後「別れた」と話したため、対応を終えていたという。