大学生がスーパー強盗 現場に居合わせた両親が目撃&通報

2017年08月14日 17時30分

 東京・東村山市の西友久米川店で買い物客から現金を奪って、ケガを負わせたとして、警視庁東村山署は13日までに大学生・中村賢太郎容疑者(24)を強盗致傷容疑で逮捕した。逮捕のきっかけは同容疑者の親からの通報だった。

 事件が起きたのは12日午後7時20分ごろ。買い物客から「人が刺された」との110番通報があった。同容疑者は53歳の女性が支払いをしようとレジに置いた現金1万円を奪い、取り返そうとした女性の頬と首を持っていたナイフで切りつけ、全治2週間のケガを負わせた。

 この現場には同容疑者と別居中で同じ市内に住む両親が、たまたま買い物で訪れていた。女性を切りつけた後、スーパーの店内を走って逃げていく息子の姿を母親が目撃していた。

 同容疑者は同店から徒歩3分ほどにある自宅に逃げ込んだが、父親が訪ねたところ、血のついたナイフを発見。父親は同日午後8時30分ごろに「息子が盗難をしたかもしれない。刃物を持っている」と110番通報をし、逮捕となった。

 同容疑者は雑談には応じているが、容疑については「やっていない。スーパーにもいなかった」と一貫して否認している。また犯行に至った動機や経緯、親子関係については話そうともしないという。

「(同容疑者は)あまり学校に通っていないようで、都内の私立大学の通信に通っている」(東村山署)という。自宅から犯行現場はほど近い場所で、さらに両親に居合わせ、通報されるというあまりに稚拙かつ親不孝極まりない犯行だった。