ホームレス殺害事件の都内公園は知る人ぞ知る“のぞきスポット”

2017年08月02日 07時00分

事件現場の横網公園

 東京都墨田区の横網町公園のホームレス男性を殺害したとして、警視庁捜査1課は31日、住所不定の無職の男(35)を殺人容疑で逮捕した。27日午後11時、公園で就寝中の住居不定、無職のYさん(70)の頭部を保安灯の支柱で殴って殺害した疑い。

「金がなくて誰でもいいから襲おうと思った。財布から3000~4000円を奪った」と供述している。警察は強盗殺人容疑でも調べを進める。容疑者は7月上旬まで岩手県で働いた後、現場の公園に寝泊まりしていたこともあるという。

 隅田川花火大会(29日)の花火が見える穴場スポットでもあり、期間中は観客が殺到する。

 事件直後、警察は公園を封鎖して急いで現場検証を進めた。そのため、他のホームレスは公園から姿を消していた。唯一、残っていた70代の男性は「刑事が犯人の写真を持ってきた。黒い半袖シャツの男は知らない顔だった」と話す。

 この日夕方4時、遺体が転がっていたベンチには規制線が巡らされ、花が供えられていた。隣では母親が幼い子供と遊ぶ平和な光景があったが、近隣住民は「昼と夜で公園は全然違うんです」と語る。夜になると、照明の少なさから薄暗くなることに加えて、地元では「幽霊が出る」と噂だ。

 夜はカップルかホームレスだけになるのだという。事情通は「夜はアベックがいちゃいちゃしてる。ここは知る人ぞ知る“のぞきスポット”なんだよ」と話した。

 暗がりで盛り上がる男女を観察する愛好家が集まることから「容疑者の男もスケベ情報を知っていて訪れたかもしれない」(前同)というのだ。

 先の70代男性は「数千円で人を殺さないよ。トラブルがあったに違いない」と話す。「のぞきに興じているところを注意されて、逆上した可能性もありそうだ」(前出事情通)。果たして真相は…。