警察署協議会会長が女子児童にわいせつ逮捕

2017年07月26日 17時30分

 大阪府警は先ごろ、小学生の女子児童2人にわいせつな行為をしたとして、大阪市の自営業・内山義弘容疑者(57)を強制わいせつの疑いで逮捕。またも子供たちを見守る立場の大人による許しがたい事件が起きた。

 府警によると今年3月、内山容疑者は11歳と10歳の女子児童2人を店舗兼自宅の倉庫に連れ込んで胸などを触った疑い。2人が友人に相談し、市教育委員会が府警に報告して発覚した。同容疑者は「欲求が高ぶって抑制できなかった」と容疑を認めているという。

 あきれるのは、内山容疑者が4年前から天王寺署の警察署協議会委員を務めており、今年6月からは会長に就任。ボランティアで児童の登下校の見守り活動も行っていたことだ。以前から、内山容疑者が経営する店には小学生らが集まり、お菓子を食べたり、宿題を教わったりしていた。被害児童2人も訪れており、同容疑者とは顔見知りだった。

 地域活動に参加するある保護者は「(地域見守り活動は)仕事の関係で自営業の人がやらざるを得ない場合が多い。一生懸命やってくれる人が多いので、こういう事件は本当に困る」と困惑顔。

 大阪府警ホームページによると、警察署協議会は警察署の業務運営に地域住民の意向を反映させるために設置。府では2001年6月に設置され、府公安委員が委嘱した委員で構成される。規定では「警察署の管轄区域に住所、勤務地又は事業所その他の活動拠点となる場所を有し、地域における安全に関する問題について、意見・要望を表明するにふさわしい人から選ばれる」とされる。

 内山容疑者の委員の解任や今後の選出方法について府警関係者は「現時点で発表できることはない」と話している。

 子供たちの登下校を見守る立場の大人による犯罪としては今年4月、千葉・我孫子市で小学3年生女児レェ・ティ・ニャット・リンさん(9=当時)が遺体で見つかった事件で、逮捕された男はリンさんが通う小学校の保護者会会長だった。