相模原・男性死体遺棄5人逮捕 自宅下にコンクリート詰めの非道

2017年03月17日 17時00分

 相模原市緑区で1月、同区の塗装業柏崎元さん(37)が車で連れ去られ、その後遺体で見つかった事件で、相模原北署捜査本部は16日、死体遺棄容疑で、神奈川県愛川町中津の建築会社社員久木野光広容疑者(39)ら男5人を逮捕した。

 他に逮捕されたのは、久木野友明容疑者(26)、久木野翔容疑者(23)ら。

 調べによると、柏崎さんは1月9日深夜、自宅近くの駐車場に車を止めに行ったまま、行方不明になった。県警が翌10日、自宅から南に約8キロの駐車場で乗り捨てられた車を発見。車内は一部が燃えていた。

 駐車場では当時、男性の「助けて!」と叫ぶ声や鉄パイプで殴る様子などの目撃情報があった。このため、複数の人物が柏崎さんを無理やり車に連れ込んだとみられ、捜査本部は逮捕監禁容疑でも捜査している。

 2月27日、光広容疑者らの関係先だった厚木市内の建築関連会社事務所で、友明容疑者の自宅でもある建物の床下を家宅捜索して遺体が見つかった。遺体を埋めた穴はコンクリートで覆われていた。柏崎さんの死因は太ももの動脈を切られたことによる失血だった。

「5人は兄弟が3人、2人が知人の関係で、年長者の光広容疑者が親分で、他4人(23~26歳)が子分のような関係だった。柏崎さんとなんらかのトラブルになり、光広容疑者が指示したとみられている。遺体を床下に掘った穴に埋めて、コンクリートを流し込んで固める非情な犯行も他の4人は断れない関係だったようだ」(捜査関係者)

 捜査本部は、5人の認否を明らかにしていないが、殺人容疑でも調べを進める方針だ。

 光広、翔の両容疑者は昨年10月、相模原市南区で自営業の男性に因縁を付けて財布を奪ったとして恐喝容疑で今年2月に逮捕されていた。