研修医連続レイプ裁判 主犯格・上西被告のトンデモ手口

2017年03月04日 17時00分

 研修医らが泥酔した女性を暴行したとされる連続強姦事件で、主犯格で船橋中央病院の研修医上西崇被告(32)が昨年8月に20代女性を襲った準強姦未遂事件の審理が3日、さいたま地裁(高山光明裁判長)で開かれた。

 身ぎれいなスーツ姿で出廷した上西被告は終始、顔をこわばらせていたが起訴内容については「間違いありません」と蚊の鳴くような声で認めた。起訴状によると昨年8月、上西被告は当時住んでいた東京都大田区のマンションで女性を泥酔させてトイレに監禁して暴行しようとした。

 検察の立証要旨の書面を弁護人から手渡されてガクガクと両手を震わせながら書類に目を落とす姿は、とても凶悪な強姦魔には見えないが、今公判を含め、過去10~20代女性を暴行するなどして、準強姦、集団強姦容疑などで計5度の逮捕歴がある。

 上西被告が「レンタルラウンジでBBQしよう」などと声をかけて女性を集めていたマンションは居酒屋などが入る店舗向けビルの最上階。同ビルの関係者は「ゴミを窓から投げ捨てたりあまりにモラルが欠けていて何度か管理会社を通して苦情を言ったが、医者と聞いて驚いていた」と語る。

 犯行も卑劣そのものだ。上西被告がLINEで「ヤれるかわかんないけど、ヤる系でいくよ!」などと合コン仲間を招集。飲み会中も「Aちゃんは出来上がってきたからBちゃんを出来上がらせよう」などと綿密に打ち合わせていた。罰ゲームで女性に一気飲みを強要しながら、自分たちはウオツカの瓶に入れた水を飲み、ほとんどシラフでコトに及んでいた。

 別の被害女性の「医師免許を剥奪してほしい」という処罰感情を訴えた調書が読み上げられたが、上西被告はうつむくばかり。

 勤務先の病院は「解雇の手続きを進めている。何度も事件を繰り返していたと知りこちらもあきれ果てている」と突き放している。