【千葉大レイプ事件】医学部生らの鬼畜所業の全容

2017年02月02日 07時00分

 エリートともてはやされた医学部生らの鬼畜所業の全容が判明した。昨年9月に起きた千葉大医学部レイプ事件で集団強姦の罪に問われた吉元将也(23)、山田兼輔(23)の両被告ら3人の初公判が31日、千葉地裁で開かれた。法廷で明かされたのは、生々しい暴行の一部始終。酩酊状態の女性をトイレに連れ込み、キス&強制フェラなどの卑劣行為を繰り返した揚げ句、暴行後の女性を携帯カメラで撮影していたことも判明。それでいて両被告は、起訴内容の一部を否認しているから、開いた口がふさがらない。

「被告は被害女性を女子トイレに連れ込み、その口に接吻し、頭を押さえて陰茎を無理やり口に入れさせ、女性の陰部に指を入れるなどした後、姦淫した」
 これは法廷で読まれた起訴状の一部だ。古くは早稲田大のスーパーフリー事件、最近でも東大や慶応大で集団強姦・わいせつ事件が発生したが、千葉大のケースも例に漏れず、被害女性は半ば強引に酒を飲まされ、酩酊したところを暴行された。卑劣極まりない犯行だ。

 事件発生は昨年9月20日の夜。現場は千葉市内の飲食店の女子トイレだった。起訴状などによると、午後7時ごろに始まった学生や研修医ら十数人による飲み会は時間とともにエスカレート。山田被告が女性に白ワインの一気飲み競争を持ちかけたという。

 異様な光景は検察側から示された飲食店店主の「短時間で(ワイン)ボトル8本は空けていた。女性はフラフラで危ない状態だと思った」という証言からも分かる。

 女性がダウンすると、両被告は介抱を装い、女子トイレに連行。先に手を出したのは吉元被告で、山田被告に「外に出ていて」と告げ、内鍵を閉めると、トイレ内で冒頭の行為に及んだとされる。

 便座上の女性は前後不覚で身動き取れず。吉元被告は女性の頭をつかみ、口に自分の性器を押し付け、前後に激しく動いた。さらにパンツを脱がせ、指を入れた後に性器を挿入。フィニッシュは腹の上で、行為後、山田被告に「くわえてもらった」「腹の上に出しちゃった」と悪びれる様子もなく語っていたという。

 吉元被告と交代した山田被告も続く。暴行後には、着衣が乱れた女性の姿をケータイのカメラで“記念撮影”。画像は同じ酒席に参加し、準強姦罪に問われた増田峰登被告(23)などにLINEで送ったという。

 まさに鬼畜の所業。この日の公判で吉元被告は坊主頭で出廷。反省アピールかと思いきや、同被告は女性に判断能力はあり「酔っていたけど、同意の上だった」と無罪を主張した。

 山田被告はどうか。4代前の高祖父は中央大学の創立者の1人で、曽祖父は最高裁の判事。父親もヤリ手弁護士という超名門一族に生まれたが、この日の服装は黒のダウンジャケットにスラックス、髪は寝ぐせが残ったままでパッとしない印象だった。

“エリート臭”を消す作戦に出たのだろうが、吉元被告の弁護人が1人なのに対し、山田被告はなんと4人。それも報酬が発生する私選弁護人。うち1人に「父親が雇ったのか?」と聞いたところ「言えることと言えないことがある」との返答だった。

 山田被告も起訴内容の一部を否認。行為自体は認めたが、検察側が罪状認定の際に「強姦する意思を集団で共有していた」と定義したことに反論。「吉元被告が単独でやっていた。僕が女子トイレに行った時には終わっていた」と述べた。なお、山田被告は千葉大に退学願を提出したという。

 また、この日は増田被告の初公判も行われた。同被告は飲食店を出た被害者を“お持ち帰り”し、自宅でキス&強制フェラを試みた準強姦罪で起訴された。同被告は起訴内容を全面的に認めた。

 事件翌日、被害女性は産婦人科に行き、医師に緊急避妊薬の処方を要請したという。現時点で示談の意思はなく、法廷では「私を姦淫した3人を許すことはできません」と、厳罰を求める被害女性の書面が読み上げられた。次回公判には被害女性が出廷する予定で、吉元被告は同意の上だったと繰り返すのだろうか。