【妻殺害容疑】逮捕された名物編集者 近所の評判は「子煩悩で温厚」

2017年01月11日 16時00分

 講談社の漫画誌「週刊少年マガジン」の副編集長などを歴任した同社編集次長の朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者(41)が10日、妻殺害の容疑で警視庁に逮捕された。

 名物編集者が殺人容疑で逮捕されるという前代未聞の事態に、東京・文京区千駄木の朴容疑者の自宅には午前中から50人を超える報道陣が詰め掛け、閑静な下町の住宅街は突如、緊迫感に包まれた。おしゃれな一戸建てには、子供たちの洗濯物だけが干されていた。

 一体、朴容疑者はどんな人物なのか。「家の前で子供をプールに入れて遊ばせたりサッカーに連れて行ったり子煩悩な父親。奥さんもきれいでおとなしい感じの方で普通の家族でしたよ」と近隣住民。妻の死亡から約2か月間、自宅前に警官が常駐しており、近所では「奥さんが変死だったらしい」と噂が流れていたという。

 事件後に朴容疑者と会話した住人は「しばらく見なかったので『警察に行ってたの?』と聞いたら『ホテル生活をしていた』と言っていた。子供は保護施設に預けていたみたいだけど、その後『子供たちも年内に引き取れることになったんでまたうるさくなりますがよろしくお願いします』と話していたので(事件性はなく)解決したと思っていた」と語る。

 社内での評判も悪くない。「朴さんは新人漫画家の発掘に力を入れていたが、それだけでなく『七つの大罪』の鈴木央さんら他で描いていた作家を引っ張ってくるなど政治力にもたけていて、そのうえ担当作品の映像化の打ち合わせもこなすなど1人で3~4人分の働きをしていた。敏腕編集者にありがちな荒っぽいところがなく人望も厚く間違いなく幹部コースを歩んでいた」(講談社関係者)

 また別の関係者も「ヤバい人だったらいくらでも話しますが、変な人じゃないし、会社で問題を起こすようなタイプじゃないんですよ。メチャクチャ優秀で、結構温厚ないい人」と語るにとどめた。