慶大集団暴行で4人処分 就活でもブラックリスト入り?

2016年11月06日 15時00分

慶応大学日吉キャンパス

 慶応大学の男子学生による女子学生への集団暴行疑惑を受け、同大は4日、事件に関与した学生4人への処分を発表した。いずれも広告学研究会(広研)に所属しており、今月3日から理工学部の1年生2人と商学部の2年生1人を無期停学、環境情報学部の2年生1人をけん責とした。

 

 問題となっているのは9月2日、神奈川県葉山町にある広研の合宿所に呼び出された女子学生(18=当時)が飲み会で性的暴行を受けたとされる事件。現場にいたのは被害者の女子学生のほか男子学生6人で、男子学生2人が酩酊した女子学生と性行為を行い、男子学生1人がスマートフォンでそれを撮影した。動画は別のメンバーに生中継もされた。

 

 被害者は神奈川県警葉山署に被害届を提出したが、男子学生たちは「合意だった」などと犯行を否認している。

 

 学内に張り出された告示では「合宿所において、気品を害ね、学生としての本分にもとる行為を行った」と理由を説明。その上で「今後、学生の本分に著しく反する事実が新たに認められると判断されたときは処分を変更することがある」と、刑事事件として処罰を受ければ、それ以上の処分があることを示唆した。

 

 広研は毎年、「ミス慶応コンテスト」を主催。今回問題を起こしたのは海の家を運営する「学生キャンプストア」というグループで、ミスコン運営グループとは別部門だったが、今月17~20日まで開催される三田祭では当然、同コンテストのグランプリ発表は中止となった。

 

 これだけの事件を起こした当事者たちは、仮に立件されなかったとしても“慶応ブランド”ゆえの罰を受けることになりそうだ。

 

「立件されなかったらもちろんのこと、立件されても未成年なら一般的に名前は出回らない。だが、縦や横のつながりが大きい慶応なら、その名は必ず大企業に出回り“ブラックリスト”入りする。当然まともな就職活動は無理」(慶大OB)

 

 身勝手な行為の代償は大きそうだ。