中野の中国人女性留学生刺殺 男とモメていたとの証言も

2016年11月04日 14時00分

事件現場となったアパート

 東京・中野のアパートで3日午前0時すぎ、20代女性の中国籍留学生が何者かに首を数か所刺されて血を流して倒れているのを、通報を受けて駆けつけた警視庁中野署員が発見したが、搬送先の病院で死亡した。

 

 女性は外出先から帰宅した際に襲われたとみられている。

 

 被害者はアパートで同じく中国籍の20代女性と同居していた。その同居女性が「チャイムを鳴らされている。不審者が外にいる」と複数回にわたり通報。だが「夜中は激しい雨が降っていたし裏はすぐ(JR中央線・総武線の)線路だから、悲鳴や物音は聞こえなかった」(近隣住民)ため、多くの住民は異変に気が付かなかった。

 

 それでも2日午後4時半ごろ、被害者が玄関先で男とモメているのを複数の近隣住民が目撃していた。

 

「結構大きな声で、若い女の子2人と背が高く痩せた若い男の3人で中国語で話しているのが聞こえた。女の子たちは男を部屋に入れないよう阻止している感じで、何十分も玄関の前で大声で話していた。中国語だったのでケンカしているのかどうかはわからなかった」(近隣住民)

 

 地元不動産業者は「中野には専門学校が多く、ここ3~4年で明治大や帝京平成大などのキャンパスが開校したこともあり、留学生が年々増えている。外国籍入居可の物件が多い(新宿区の)大久保でルームシェアしている留学生が、一人暮らしを考えて中野に流れてくることも多いが、築年数の古い木造アパートでも家賃5万円くらいはするので、中には契約者が1人なのに実際には複数人で住んでいるケースもある」と話す。

 

 被害女性の部屋の前には生々しい血だまりができ、壁には血痕が付着していた。中国人同士のトラブルなのか。