【買春逮捕】ロリコンゲス男 専門知識を利用した驚がく手口

2016年10月08日 07時30分

 子供を性犯罪から守る立場の男が児童買春でパクられた! 警視庁石神井署は6日までに児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、教育コンサルタントの平川貴之容疑者(35)を逮捕した。ツイッターで知り合った女子中学生(15)にわいせつ行為を働いた揚げ句、代金4万円を支払わなかったため、女子中学生に通報された。同容疑者は6月に児童の性被害根絶を推進する会社を設立。東京都が開いた「ネット等の性被害(児童ポルノ)根絶等の啓発講演会」で講師を務めることもあったが、正体はただのロリコンゲス男…。専門知識を利用した驚がくの買春手口とは――。

 石神井署によると、平川容疑者は9月4日の昼ごろ、女子中学生と練馬区内のラブホテルに行き、わいせつな行為をした疑いが持たれている。女子生徒とは前日にツイッターを介して知り合い、事件当日に代金は4万円と約束。行為を終えると、女子生徒のリクエストで付近のコンビニに立ち寄ったが、女子生徒が商品を物色している間に平川容疑者は車でその場を立ち去った。

 代金をもらっていなかった女子生徒は激怒。自ら110番通報し、平川容疑者とのツイッター履歴を証拠として提示したという。これが決め手となり、同容疑者は5日朝、自宅を出たところで任意同行を求められ逮捕。

 警察の調べに「15歳と分かっていながら、ホテルで4万円の約束をしてセックスしたことは間違いありません」と認めている。

 また「似たようなことをやった」と余罪もにおわせているという。

 捜査関係者は「女子生徒がツイッター上で援助交際を募ったところ、食いついたのが平川容疑者だった。こまめに彼女たちのような“援交グループ”をチェックしていないと、即座に反応はできない。常習犯である可能性が高い」と話す。

 平川容疑者は大学卒業後、埼玉県内の小学校で2年間教諭を経験。のちにエンジニアに転身し、企業など向けのシステム開発業務を行っていた。

 自ら起業したのは今年6月。児童や学生を対象に教育講座を実施する会社「ISTE」を立ち上げ、情報社会のリスクから児童を守る術を説いていた。東京都主催の「ネット等の性被害(児童ポルノ)根絶等の啓発講演会」で講師を務めた経験もあり、今年4月にはフェイスブックで「お子さんの入学式の様子をアップしているかたを拝見しますが、学校名まで写真に写りこんでしまっているものがあります。公立小学校だったら住所もある程度絞り込めてしまいます。お気をつけください。情報セキュリティ講師のおせっかいでした」と注意喚起していた。

 だが、あきれたことに正体はロリコンのゲス男。ネット上では「ミイラとりがミイラになった」とやゆされているが、本質は違う。

「もともとロリコンで、それを隠すために『児童への性犯罪撲滅』を訴えていたように思う。突然、教育コンサルタントをやりだしたのも児童と触れ合う機会が生まれるから。前の勤務先は教育とは無関係の会社ですからね」(関係者)

 逮捕後、警察は同容疑者の自宅を家宅捜索し、様々な“ブツ”を押収。それが児童ポルノなのか、女子生徒の生写真なのかは「これから分析するので、何も言えない」(石神井署関係者)とのことだった。

 別の関係者は「彼は主催するセミナーで児童が性犯罪に遭うと、恥ずかしさなどから『周囲に打ち明けられないことが多い』と語っていた。今回の事件ではその専門知識を悪用し、代金を踏み倒して逃亡しても、女子生徒は泣き寝入りするしかないと考えたのでは?」と推察する。

 平川容疑者はセミナーでこうも語っていたという。

「(性被害者は)黙っていてはいけない。親御さんや警察など、周囲に相談するべきだ」

 それが巡り巡って自身に降りかかったのだから、同情の余地はない。