ヤリサー男の呆れた女性蔑視発言「東大生への下心あると思った」

2016年10月05日 17時30分

 東大生と同大学院生ら計5人による集団わいせつ事件で、強制わいせつや暴行の罪に問われた院生の松本昂樹被告(23)の公判が4日、東京地裁(島田一裁判官)で開かれ、検察は主犯の東大生松見謙佑被告(22=懲役2年、執行猶予4年の判決)と同じく、松本被告にも懲役2年を求刑した。

 事件の舞台となった、セックス目的のダミーサークル「誕生日研究会」の飲み会に被害女性を誘ったのが松本被告。共犯らに「こいつFカップ。俺のセフレだから好きにしていいよ」などと吹聴していた。女性との関係を「昨年10月ごろに知り合い、すぐに深い関係になったが、距離を取った方がいいと判断して同11月上旬以降は2人きりで会うのをやめた」と説明。依然、飲み会には呼びつけ利用していたが「(東大生への)下心からアプローチしてきているんじゃないかと思い、そういう女性に苦手意識というか軽蔑した気持ちを持っていた」と“ヤリ捨て”を正当化してみせた。

 弁護人から「今、彼女は?」と聞かれると「いません。当面の間は反省の意味も込めて、女性と付き合うことはできないと思っています」と話した。「あえてなのか」と聞かれて「人の気持ちが理解できない欠点がありますので、直るまで女性と付き合えないだろう」と答えた。

 一方で、順調に“社会復帰”も果たしていた。

 情状証人として出廷したのは松本被告の高校、東大のハンドボール部の先輩で、被告を事件前から金融系の記事を提供する企業でコンテンツディレクターとして雇っている雇用主。事件後も何の懲戒処分もしておらず「反省の態度を間近に見てきたので、更生できるようサポートしたい」などと監督を約束。

 東大人脈に守られながら、本人も自覚するゆがんだ“非東大蔑視”を克服できるか――。