東大“ヤリサー”主犯格 ゲスな女遊びの実態

2016年09月06日 17時00分

 東大生のサークル仲間による集団わいせつ事件で、強制わいせつや暴行の罪に問われた主犯格の松見謙佑被告(22)の公判が5日、東京地裁(島田一裁判官)で行われ、懲役2年が求刑された。「被害者を軽んじる気持ちが強かった」。そう言い放った“ヤリサー”発起人・松見被告らのゲスな女遊びの実態が明らかになってきた。

 松見被告らは今年5月、東京・池袋の居酒屋での1次会後、共犯の河本泰知被告(22)の自宅で、女子大生Aさん(21=当時)を泥酔させ全裸にして叩く蹴る、陰部にドライヤーを当てる、胸に熱湯の入ったカップ麺を落として“女体盛り”にするなどAさんが泣き叫ぶのも構わず集団で暴行した。

 出廷した松見被告は白いワイシャツにスーツの黒ズボン。黒縁のフォックスメガネと七三風の分け目が昭和感を醸している。「女グセの悪さからテニスサークルを出禁になった」と複数の東大関係者が証言するのと同一人物とは思えない、いかにも東大生らしい風貌だ。

 関係者によると「被害者は松見らがオクトーバーフェストでナンパした子」。Aさんは共犯の松本昂樹被告(23)に好意を寄せていたが、松本被告は「俺のセフレだから何やってもいいよ」などとたきつけた。

 松見被告にも当時、彼女がいた。女性検事から「普通に交際するのと、酔わせた女性との乱れた行為は別物?」と指摘されると「ハイ」と認め、「飲み会の騒がしく乱れた雰囲気が楽しかった。被害者を軽んじる気持ちが強く、こうした行為が許されるとの思いもあった」と振り返った。

 交際相手もいながら東大ブランドで悪行の限りを尽くした被告らのゲスな手口も見えてきた。

「松見はほかのメンバーは遠慮したいような“デブス”(デブ+ブスな女性の蔑称)を『ネタ枠』と称して連れてきて、場を盛り上げるための完全なオモチャにすることもあった」とは被告らの悪行を知る関係者。検察は懲役2年を求刑。判決は20日に言い渡される。