ポケモンGOで“トラブラー”続出!植松容疑者宅前にもモンスター出現

2016年07月28日 07時10分

障害者施設を襲撃した植松容疑者自宅前にポケモンが出現した

 スマートフォン向けの人気ゲーム「ポケモンGO」で、衝突事故が続出している。もともと社会問題だった“歩きスマホ”が、同ゲームの大ブームでさらに増幅された形だ。また、ポケモンやアイテムなどを入手できる「ポケストップ」などが、本来出てはいけない場所に出現している。スマホ中毒のさまざまな弊害がポケモンGOの出現で噴出してしまったのか。

 26日、兵庫で軽乗用車など3台の玉突き衝突が発生。徳島県三好市の市道では、ポケモンGOをしていた50代の女性が、駐車場からバックして出てきた乗用車とぶつかって転倒し、軽傷を負った。静岡ではポケモンGOをしながら自転車に乗っていた男子高校生が、停止中の乗用車に衝突する事故を起こした。

 また、広島市中区の原爆ドーム付近に「ジム」と呼ばれ、ポケモン同士が対戦できる場所が設定されていることが分かった。長崎市は平和祈念像が立つ市内の平和公園がゲーム上でアイテムの入手場所になっているのは不適切とし、開発元に解除を要請したと明らかにした。各地の原子力施設の敷地でもキャラクターが表示されることが判明し、各電力会社は設定の解除を求めた。その他、全国のJRと私鉄各社、日本地下鉄協会も26日、キャラクターがホームや線路に出現しないよう開発会社に要請している。

 障害者施設を襲撃して19人を殺害した植松聖容疑者(26)の自宅前にもポケモンが出現する事態も起きた。

 ゲームライターは「海外では私有地に入り込んだ少年が射殺された事件が起きています。日本でも、すでに私有地に入り込んだ人から場所代を取ろうとしてモメたりしている。歩きスマホしている女性が男性にぶつかり、男性から説教されたとして、女性が腹を立て『今度は痴漢だって叫んでやろう』とネットに書き込んでいる。まだまだトラブルは起きそうです」と指摘する。

 そんななか、すでに冷めている若者が出てきたようだ。

「下校していた進学校の高校生たちが雑談しており、『お前、何種類ゲットした?』と言ってきた学生に対し、『お前、浪人GOなんかやってるのかよ』と返してました。すでに受験生の間では『浪人GO』という言葉が定着しているんです」(同)

 冷めているというより、はまって勉強がおろそかになるのが怖いのだろうが…。