執行猶予判決出たが尾行継続? 清原シャブ売人への厳しいマーク

2016年07月06日 17時00分

 プロ野球の清原和博元選手(48=有罪確定)に覚醒剤を譲り渡したとして、覚醒剤取締法違反(譲渡)に問われた群馬県の売人・小林和之被告(45)は5日、東京地裁で、懲役3年、執行猶予5年、追徴金12万円(求刑懲役3年、追徴金12万円)の有罪判決を言い渡された。

 清原の売人に対する司法のジャッジは、刑法25条に定められた執行猶予の最長期間となる5年だった。地裁としては、実刑には処さないが、“監視期間”を法定上限いっぱいに設定し、厳しい態度を示したわけだ。

 小林被告は室橋雅仁裁判官から「(清原への)譲渡を10回前後繰り返した。(譲渡の量は)1・8グラムと少量ではない。断じて許されるものではない」と非難された。

 判決によると、小林被告は昨年9月と今年1月、群馬県内で清原に覚醒剤計1・8グラムを計12万円で譲り渡した。

 これで2月の逮捕劇から始まった清原の事件はひと区切りついたが、警察当局はまだ、清原―小林被告のラインを注視しているようだ。

 6月の論告求刑公判で、小林被告は室橋裁判官から「向こう(清原)から連絡がきたらどうするか?」と聞かれ「(清原のケータイの)番号が変わっているので、出ないと思う」とあいまいに供述。室橋裁判官は「そうじゃなくて、連絡がきたらどうするか?」と強めの語気で詰められて「電話に出ません…」と答えた。

「清原がケータイの番号を変えようが、小林被告の番号を覚えていれば容易に電話をかけて接触することができる。裁判官はそこを憂慮していたようで、小林被告から接触しないという言質を引き出して、法廷で誓わせた。捜査当局も小林被告の更生の意思を疑っていて、行確(尾行などで行動を確認する)するケースも今後あるようです」と関係者は話している。