「フジテレビ勤務」の男を信じた女の激情…北川景子への一方的ライバル心

2016年05月14日 08時00分

 昨年6月、神奈川県相模原市の墓地で阿部由香利さん(25=当時)の遺体が発見された事件で、死体遺棄罪に問われた秋山智咲被告(24)の被告人質問が12日、東京地裁(鈴木巧裁判長)で行われた。

 秋山被告は元婚約者の佐藤一麿被告(殺人罪で起訴=死体遺棄罪で懲役1年8月、執行猶予3年の有罪判決)をフジテレビ勤務と信じ込んでいた。死体遺棄を手伝わざるを得なかった背景が事件解明の一つのカギとなっていたが、この日、ついにメラメラと燃え上がった女心を法廷で吐露した。

 秋山被告は一貫して「遺棄したのは犬の死骸だと思っていた」と主張している。弁護人から「なぜ“死体”の保管と遺棄を引き受けた?」と聞かれると「『保管してくれないなら景子とヨリを戻して、景子に埋めてもらうからいい』と言われ、勝ち負けじゃないんですけど、北川景子に負けたくないと思ってしまいました」と証言した。

 佐藤被告は「北川景子が復縁を迫ってくる」「相武紗季から言い寄られている」と有名女優との交際をひけらかしていた。「誰もがうらやむ女性なのに(佐藤被告が拒むのは)なぜだろうと思ったけど、正直うれしかった」と秋山被告は女心を隠さなかった。

 佐藤被告は「慶応の大学院生でフジテレビに内定をもらっている。親戚に菅官房長官や岸田外相がおり、いずれは自分も政界に進出する」ともうそぶいていた。

「HEY!HEY!HEY!」の台本を読み込んだり、相武の留学情報をマスコミ報道より先に知っていたため信じて疑わず、逮捕されるまでニセ経歴を信じ込んでいた。

 ただ佐藤被告に緑山スタジオ(TBSのスタジオ)に送迎するよう指示された時に「フジテレビなのに?」と聞き返すと「局同士でスタジオを貸し借りするんだ」と少々苦しい説明をすることもあったという。

“犬の死骸”を巡っては、「佐藤被告は虎の死骸だと話したが、楕円形で中型犬だと思った。中身については口論になったが、遺体とは思わなかった」と繰り返した秋山被告。北川景子も自分の名前がこんな場面で使われていたとはビックリだろう。