フセインの影武者が明かす「日本人人質解放の真実」

2012年01月06日 15時00分

世界初! 本物の影武者が表舞台に登場した。イラクの独裁者サダム・フセイン(2006年に死刑執行)の長男ウダイ(03年に米軍が暗殺)の元影武者で、映画「デビルズ・ダブル」(13日公開)の原作者ラティフ・ヤヒア氏(47)が先日、来日。本紙の単独インタビューに応じ、恐怖の体験を激白した。

(7日付【突撃ヒューマン】)

 イラクの独裁者故サダム・フセイン大統領の長男で〝狂気のプリンス〟と恐れられた故ウダイの影武者として4年半を過ごしたラティフ・ヤヒア氏(47)が来日した。ラティフ氏は裕福な家庭に生まれたが、同級生だったウダイに似ていたことで強制的に影武者に仕立てられた。拷問などに耐えかね20年前に亡命したが、米CIAへの情報提供を断ったことから逆に米国に追われる立場になり、いまだ無国籍でパスポートも与えられない仕打ちを受けている。


 ラティフ氏が影武者を務めた期間には、イラクで「日本人人質事件」が起きている。1990年、日本人救出に動いたのは、当時参議院議員のアントニオ猪木だ。猪木は同国で平和の祭典などスポーツイベントを行い日本人救出に積極的に動いた。当時のスポーツ大臣ウダイと接触、握手も交わしていた。

<イラク時間12月5日PM8:30=オリンピックコミュニティの最上階で人質の夫人たちを待っていたのが、フセイン大統領の長男であるウダイ元イラクオリンピック委員長であった。ウダイ氏は、この席で『日本人の客人を解放する』と衝撃的な発言をした……>(1990年12月7日付 東スポ1面)
※紙面に掲載されなかった部分を公開!
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☆ラティフ・ヤヒア=1964年6月14日生まれ、イラク・バグダッド出身。バクダッドでも有数の実業家を父に持ち、市内の名門学校に進学。そこでウダイと同級生になり、大学卒業後に兵役に就く。87〜91年までウダイの影武者を強制され、その後は欧州に亡命した。