高校生がバイト研修装い窃盗!世も末の狡猾手口

2016年01月15日 07時30分

 コンビニで新人アルバイトの研修を装ってレジから現金を盗んだとして、警視庁少年事件課は13日、窃盗の疑いで、東京都内の私立高校3年の少年(18)を逮捕した。

 同課によると、少年は事前に新人アルバイトとして研修に行くことを連絡して店を訪れ、制服などを借りて短時間だけ働き、現金をレジから抜き取り立ち去っていた。都内では昨年8月以降、新宿区を中心に同様の事件が約15件(被害額計約400万円)あり、同課が関連を調べている。

 逮捕容疑は昨年10月23日、新宿区内のコンビニで、レジから現金17万5000円を盗んだ疑い。店内には当時、外国人店員が2人いたが、少年は30分ほど働いただけでいなくなっていた。

 少年は過去にコンビニで働いた経験があり、実体験をもとに今回の犯行を思いついた可能性もある。いまや首都圏ではすっかり見慣れた光景となったコンビニの外国人従業員だが、今回のような犯罪が起こる懸念は以前からあったという。

「年々サービスが増えてやるべき仕事は増える一方、どこも働き手の確保には頭を悩ませている。はっきりいって、『てにをは』がおかしくても一緒に入っている他のバイトがフォローしてくれればなんとかなるという考え。そこを突かれてしまったのだろう」(コンビニ経営者)

 薄利多売型ビジネスのコンビニが外国人を雇うメリットは、単純な労働力の確保以上のところにあるという。

「在日の外国人同士は仲間意識が高いので、時給はそこまで高くないのに、知り合いのバイト希望者を連れてきてくれる。また、仲間に迷惑をかけないよう金銭トラブルも起こしにくくなるので、二重に助かる」(前同)

 経営者の悩みのタネは尽きない。