風俗業界でも目立つ「爆買い」中国人観光客狙うぼったくり多発

2015年12月13日 10時00分

 今年の流行語大賞の年間大賞を受賞した「爆買い」。中国人観光客の増加は日本の風俗業界にも影響を及ぼしている。


 先月、新宿・歌舞伎町のレンタルルームを使ってぼったくりを行っていた女が逮捕された事件では、9月に30代の中国人観光客を相手にぼったくり行為を行ったレンタルルーム従業員2人が逮捕された。


 従業員は中国人観光客に「8万8000円でレンタルルームに本番可能な女性を派遣する」と客引き。観光客は応じたが、実際に女性は現れなかった。都内の風俗店店長は、中国人観光客を狙った危ない風俗事情をこう説明する。


「最近は中国人観光客のために、中国語のホームページを用意している店も多い。丁寧な接客や日本独自のマットプレーなどを求めてやってくる。高級店に行く人が多いが、中には中国語が堪能な客引きの呼び込みで格安店に行く人もいる。そこで働いている子の多くは実は台湾や中国の子だったりして、女の子側が『日本人だ』『ハーフだ』とシラを切り通すなんて話もある」


 逮捕されたレンタルルーム従業員の1人は中国人だった。中国人観光客にしてみれば、開放的になる異国の地で自国語で誘われたことで「渡りに船」となってしまったのかもしれない。今後は中国人もぼったくりのターゲットになるケースが増えそうだ。


 一方で、中国人客については「やはり、向こうは中華思想の国。日本人の女の子を乱暴に扱い、金を払ったんだからあれもやらせろ、これもやらせろとワガママになる人も多い。トラブル防止のため、中国人お断りを貫いたり、信頼するコーディネーターの紹介でないと、中国人のお客さんを入店させない店もある」(前出の店長)。


 中国人観光客の増加はそのマナーの問題も浮き彫りにさせたが、風俗業界でもその一端が露呈しているようだ。