リベンジなりすまし男逮捕!警察が適用した罪状名とは…

2015年06月15日 06時00分

 知人の女子大生(21)になりすまして出会い系サイトに登録して「刺激が欲しい」などの誘い文句とともに顔写真や実名、プロフィルをさらしたとして名誉毀損容疑で野村証券社員牧野雅亘容疑者(39)が12日までに警視庁高井戸署に逮捕された。

 

 牧野容疑者は「ストーカー扱いされたので、嫌がらせで被害者のプロフィルを出会い系サイトに登録したことは間違いない」と容疑を認めている。容疑者と女性は食事に行くなどする間柄だったが、昨年8月ごろから一方的な近況報告や「元気? 会いたい」などのメール&電話攻撃が始まり、女性が「もうメールしないで」と返事した後も連絡はやまなかった。

 

 今年2月15日に女性がストーカー相談に訪れた同署から電話で「連絡をやめるように」と警告された夜、日付が変わった深夜1時ごろ、男は女子大生になりすまして出会い系サイトに登録。アクセスした男性を「会いに来て」と“誘惑”し女性の自宅住所を教えた。

 

 男の蛮行は3月初旬に発覚。出会い系サイトで接触した男性が、女子大生に会うため自宅を訪れたところ、身に覚えのない女性が「男につきまとわれている」と110番通報。男性は「出会い系サイトに登録していたじゃないか!」と驚いて逃走したという。

 

「スマホからサイトに登録されたことが分かり、サーバーまで追いかけて牧野容疑者が浮上した。その間にも20~30人の男性が“女子大生”にアクセスしていたので、もう少し逮捕が遅れていたら、別の性犯罪事件が起きた可能性もあった」(同署)

 

 同署では、牧野雅亘容疑者をどんな容疑で逮捕するか、検討。「ストーカー規制法は警告を無視した者に適用される。リベンジポルノ被害防止法は文言だけでは成立しないため、悩んだ末に名誉毀損を適用することにした」(同)という。