【川崎中1殺害】“慎重すぎる”捜査に地元住民イライラ

2015年02月27日 09時00分

【川崎中1殺害事件】上村遼太さん(13)の遺体発見から1週間。川崎署捜査本部は事件の捜査でこれまでに、川崎市内の160か所の防犯カメラ映像の解析を進め、河川敷周辺で約600人に聞き込みをしたとしている。だが、これまでの捜査ぶりに、地元住民たちの不安は日に日に増幅され、爆発寸前だった。

 県警は上村さんが死亡推定時刻直前に無料通話アプリ「LINE」で知人とやりとりしていた通信記録を照会。事件前に誰と会っていたかを特定し、やりとりをしていた少年たちへの聴取が始まり、ようやく逮捕状請求となった。

 地元では本当に犯人かどうかは分からないものの、すでに疑惑の少年Aらの素性が取りざたされ、住民たちは捜査の遅さにやきもきしていた。

 地元の事情に詳しい関係者は「捜査1課の幹部が、かなりの慎重派なんです。口癖が『淡々と』『粛々と』で、頼りなく見えてしまう。でも“平塚の件”があるので、早い解決を目指しているとは思うのですが…」と話す。

 平塚の件とは、昨年11月に同県平塚市の相模川で女性が遺体で見つかった事件だ。約2か月半後に元カレが死体遺棄容疑で逮捕された。

「解決はしたのですが『なんでそんなに時間がかかったのか!?』と県警内部でも批判の声が上がった。元カレはテレビのインタビューに顔出しで答えており、当初から『怪しい』と言われていたので逮捕の遅さが際立ったのです」(前出関係者)

 今回は疑われているのが少年とあって慎重な捜査になるのは当然。ただ、近隣住民としては早く安心させてほしいというのが願いだ。