【川崎中1殺害】疑惑の少年が所在不明に

2015年02月26日 16時00分

 神奈川県川崎市の多摩川河川敷で中学1年、上村遼太さん(13)の遺体が発見された事件が異常事態になっている。事件発覚から5日がたったが、警察は情報を小出しにするだけで、犯人逮捕には至っていない。

 警察によると、上村さんのひざにあざができていたという。ひざまずかされた後に殺害されたとみられ、嫌でもイスラム国をほうふつとさせる。

 早期の犯人逮捕が望まれるが、警察は慎重だ。25日になって警察が上村さんと交友のあった10代後半の少年を事情聴取していると報じられたが、関係者は「それがまだしていないというんですよ。聴取の方向で準備しているというくらいです」と話した。

 警察が時間をかけている間に地元では疑惑の少年が噂になっている。24日あたりから、とある住宅街の一角に報道陣が集まりだした。上村さんの死について何か知っているのではないかと疑われている少年が住んでいる家だ。上村さんがいたグループの一人とみられている。25日、少年の母親とみられる女性が玄関から顔を出し、取材には答えないということをジェスチャーで示した。別の家族とみられる女性は家から出てくると、「すいません」とだけ言って自転車に乗って出かけてしまった。

 犯行に加わっているかは不明だが、この少年は“重要参考人”となっている。「すでに警察もこの少年のことを把握しているはずです。ところが、少年は今“逃げ”ているというんですよ。家にはいません。きっと警察は少年がどこにいるか知っていると思うのですが…」(前出の関係者)

 姿を消したから怪しいというのは早計だ。疑われたことに困惑しているのかもしれない。どちらにせよ警察が早く事件を解決しない限り、地元周辺では噂が噂を呼んで、収拾がつかない状況になりかねない。