【川崎中1殺害】献花にコンドームの非道

2015年02月26日 07時00分

花束の隙間にコンドームがあった

 神奈川県川崎市の多摩川河川敷で遺体で発見された中学1年、上村遼太さんの事件は24日も進展は見られなかった。島根県から父方の祖母が現場を訪れ「犯人を許すことはできない」と涙した。

 上村さんを殺害した犯人が偽装工作をした疑惑が浮上している。犯行時間とみられる20日午前2時ごろの直前に、不審な動きがあった。上村さんの友人の母親によると同日午前1時から2時の間に上村さんから友人に対して、無料通話アプリ「LINE」の友達登録の知らせが来ていたという。

「上村くんが寂しいから送ってきたのか、誰か別の人がしたのか分かりません」と母親。上村さんの携帯電話は発見されておらず、犯人が犯行をごまかすために成り済ました可能性もある。

 金髪の少年を含む8人と思われるメンバーの誰かが、事件後に犯行現場に来ていた可能性も出てきた。遺体発見現場の河川敷にはたくさんの花束とバスケットボールが置かれている。その中に紛れて、たばこにコンドームまであった。

 たばこは、線香に見立てて火をつけて置いてあった。未成年の喫煙は許されない。だが、未成年が殺害される事件ではよく見る光景。問題はコンドームだ。

「いくらなんでもお供え物としてコンドームはない。ふざけているとしか思えない。上村さんに暴力を振るっていた人物が献花するふりでやってきて、いたずら心で置いていったんじゃないですか」(捜査関係者)

 上村さんは非行グループと大師公園で遊んでいる姿が目撃されている。

「大師公園には3つくらいのグループがあって、上村のいたグループは不良と言われていました」(同級生)

 いずれにせよ、犯人逮捕が遅れている。警察は犯行グループを特定しているが、逃走しているメンバーがいるという情報もある。少年犯罪の場合、警察が犯人を特定していても、中学や高校を卒業するまで逮捕を待つことがある。受験や就職を控えた在校生にショックと不利を与えないことを考慮してのことだ。「あなた、あの犯人と同じ学校なの?」と面接官の心証が悪くなるからだという。