批判覚悟で証言 逮捕男性が語る「リベンジポルノ法」危険な落とし穴

2015年02月16日 16時00分

インタビューに答えるAさん

 元交際相手が、裸や性行為の画像や映像を流出させる「リベンジポルノ(RP)」が社会問題となり、罰則をもうけたRP規制法が成立、昨年12月から施行された。女性を守るのはもちろん必要だが実は、同法は男性が被害者になる危険性もはらんでいる。知人女性のヌードを撮影して警察に逮捕された男性が「批判は覚悟しているが、言わせてほしい!」と本紙に語ったRP規制法の落とし穴とはいったい――。



 昨年11月19日、「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律案(RP法案)」が成立、同12月から施行された。ネットに流出した画像は半永久的に残る。画像流出させた者は、懲役3年以下または50万円以下の罰金に処される。


 法整備はRPの防止を目指す。同法には「そもそも写真を撮らせるな。写真にはリスクがあることを教育しよう」という趣旨の文章も記載されている。女性を守るためにはもちろん、いいことだ。だが、一方で相互理解のうえでの裸の撮影は「性的嗜好」や「趣味」の領域ともいえる。


 40代男性Aさんは本紙に「この法律はエロい男性に不利だ」と訴えた。Aさんが巻き込まれた事件は1つの事例として参考になる。


 昨秋、Aさんは某県警にストーカー規制法違反容疑で逮捕された。30代知人女性Bさん宅に、Bさんの裸写真を同封した手紙を郵送したというものだ。