メスヤギ盗んだ男の目的

2015年02月04日 16時00分

 ヤギを盗んで車で走りだした男が逮捕された。茨城県警常総署は3日までに、常総市内の男性宅からヤギ1頭(5万円相当)を盗んだとして、窃盗の疑いで同市の無職の男(67)を逮捕した。容疑者は「ヤギが欲しくなってしまい、自分で飼いたいと思った」と容疑を認める供述をしている。

 事件は2日午後8時半ごろに男性宅の敷地内で起きた。容疑者は車で敷地に乗り入れ、3頭いたヤギのうち、大人のメスを盗み、車の後部座席に押し込んだ。犬の鳴き声や物音で気付いた男性が通報し、捜査員が付近を調べたら、停止していた車の中で容疑者とヤギが見つかった。発見時、ヤギに異変はなかった。

 実は昨年11月下旬にも男性宅からヤギを盗み出そうとしていた。同署副署長は「前回も被害者から届け出があって、被疑者が浮上し、任意で捜査をしました。犯罪の要件を満たすまでにはいかなかったので逮捕はしていません」と話す。

 11月のときに盗んだヤギが今回と同じかどうかは現時点で分かっていない。当時、ヤギは返されている。「ヤギを返したから問題なしにしたわけではないです。万引きだって返せばいいわけではないですよね。1回だけでなく2回となると悪質という判断もあります」(副署長)。2回目は逮捕となった。

 以前、除草用のヤギを盗んで、食べてしまったベトナム人が逮捕された事件もあった。この容疑者も食べたかったのか。それともメスだけに獣姦でも考えたのか。それともペットか。はたまたヤギの乳が飲みたかったのか。除草のためか。詳しい動機はこれからの調べとなる。

 被害者の男性はヤギを商業目的で飼っていたわけではない。屋外で飼育していたため、容疑者の目に付いたと推測される。「1頭5万円というのは、被害者の自己申告です。警察ではヤギの値段は分かりませんので…」(同)。何もされないうちに逮捕されてよかった。