韓国女児暴行「日本のせいだ」

2012年09月06日 18時00分

 韓国南西部の羅州で、7歳の女児が自宅で就寝中に拉致され、性的暴行を受け、性器が5センチ裂けたうえ大腸破裂したおぞましい事件が起きた。8月30日に事件が発生し、31日に容疑者が逮捕されるまではロリータコンプレックスが引き起こした猟奇的事件として報じられた。しかし、容疑者が日本の児童ポルノ愛好者だったことが分かると、韓国紙は事件を日本叩きに利用するなど衝撃の展開となっている。

 

 逮捕されたのは近所に住むコ・ジョンソク(高宗席)容疑者(23)。韓国紙「ニューデーリー」は「“グエムル(怪物)”コ・ジョンソクを作ったのは日本のポルノだ」という見出しで報じた。警察発表によると、コ容疑者は「日本のポルノを見て、幼女と性行為したいと思うようになった」と供述している。

 

 また、韓国紙「毎日経済新聞」は「小学生暴行犯、いつも日本の児童ポルノを楽しんでいた」との見出しで、「コ容疑者はいつも子供が出演する日本のポルノをモーテルやネットカフェで楽しんでいた」と書いている。韓国での論調は「日本の児童ポルノを規制すべきだ」となっている。

 

 逮捕容疑は30日未明、女児宅の窓から侵入し、女児を布団ごと運び出し、付近で暴行した疑い。コ容疑者と女児は顔見知りで、女児は容疑者を「隣のオジさん」と呼んでいたという。事件前夜、ネットカフェで容疑者と女児の母親が顔を合わせた瞬間、容疑者は「その女性の12歳になる娘の顔が浮かび、性衝動を抑えられなかった」と興奮。日付が変わると、容疑者は被害者宅に侵入し、一番運びやすい位置にいた7歳女児を布団でくるんで抱え、300メートル離れた橋の下に運んだ。被害女児を大腸破裂にするほどの性暴行後、雨の橋の下に置き去りにした。女児は重傷を負い、台風の雨の中で気絶しているのが見つかり緊急手術を受けた。

 

 韓国事情通は「韓国での衝撃は、日本の児童ポルノうんぬんではなく、“ナ・ヨンイ事件”が思い起こされるからです。その陰惨な事件から目をそらしたいので、日本という部分をクローズアップしてるのでしょう」と指摘する。

 

 ナ・ヨンイ事件とは2008年、韓国の8歳の女児が当時57歳の男にレイプされ、生殖器と肛門と大腸の8割を喪失する大けがを負った事件。韓国では数年前から、子供を襲った性犯罪前科者の個人情報公開や、居場所を電波で把握する「電子足輪」の着用、性衝動を抑える薬物治療など再発抑止目的の管理強化を繰り返してきた。それでも昨年、強姦や強制わいせつなどの性犯罪は前年比6・7%増の約1万9500件に上る。