パリ週刊誌襲撃で日本政府が怯える“不吉データ”

2015年01月12日 11時00分

 戦争にまで発展してしまう!? フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」襲撃事件は容疑者らの殺害によって終結したが、アルカイダ系武装勢力が新たな攻撃をほのめかすなど、予断を許さない状況だ。緊迫する欧州や中東の情勢に危機感を募らせているのが、日本政府。関係者は「これが武力衝突にまでなったらたまらない。ひつじ年は戦争が起きる年だと耳にしたことがあります」と不吉データを明かす。調べてみると証拠が出るわ出るわ。避けることはできるのか。

 フランス週刊紙銃撃事件に続く連続立てこもり事件で、パリ東部の食料品店に籠城したクリバリ容疑者の内縁の妻、ハヤト・ブーメディエンヌ容疑者(26)がすでにフランスを出国し、シリアに逃亡した可能性があることが10日分かった。フランスメディアが情報筋などの話として伝えた。

 シリアとイラクを勢力圏とする過激派「イスラム国」と接触しているのではないかとの観測が浮上。

 フランス治安当局は、逃亡の経由地とみられるトルコの協力を得ながら女を追っている。

 一連の事件の背後関係を解明する上で、女の足取りが焦点の一つとなりそうだ。

 ブーメディエンヌ容疑者は、2日にスペイン・マドリード発トルコ・イスタンブール行きの飛行機に乗ったとみられる。

 9日のイスタンブール発マドリード行き航空券を購入していたが、搭乗しなかったという。

 フランスの週刊誌レクスプレス(電子版)はトルコの情報筋の話として、ブーメディエンヌ容疑者は8日、イスラム国支配地域に入るためトルコからシリアに移動したとみられると伝えた。

 クリバリ容疑者は立てこもり中、テレビ局と電話で話し、自分はイスラム国メンバーだと主張していた。ブーメディエンヌ容疑者は、8日の女性警官殺害と9日の立てこもりの両事件に関与した疑いがあるとされる。

 一方、銃撃事件の実行犯の一人、サイド・クアシ容疑者(34)はイエメンを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系武装組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」に軍事訓練を受けていた。

 フランスでは10日、一連の事件の犠牲者17人を追悼するため国内各地で集会やデモがあり、カズヌーブ内相は計約70万人が参加したと明らかにした。11日にはパリで大規模なデモが行われた。