<コンビニ土下座>有罪の女が検察側の問いかけに本音ポロリ

2014年11月21日 18時00分

 大阪府茨木市のコンビニで店長らが脅され、土下座させられる動画がインターネットで公開された事件で、恐喝罪に問われた大阪府八尾市の女(39)に、大阪地裁は20日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 判決によると女は知人の男とコンビニに来店。男が水を容器に入れるよう求めたが断られたことなどに腹を立て、店長と口論になって缶コーヒーを投げつけた。その後、知人の男らと同店を訪れ「若い衆が店に車を突っ込むと言うとんぞ」など罵声を浴びせ謝罪を要求。

「謝りに行く時に手ぶらで行きまんのか」と、たばこ6カートン(2万6700円相当)を脅し取った。その際に店長らの土下座する映像を撮影して動画サイトに投稿。瞬く間に大騒ぎになった。

 同店によると女のグループ以外にもバイクの集団が夜間にわがもの顔で駐車場にたむろしていることもあった。こうした背景もあって店長も激高し、物品の販売を拒否して「頭悪いんちゃうか」と口論に発展。しかし、女は当初「“誠意”を要求するつもりはなかった」とした。

 事件で同罪に問われた元会社員の男(46)と無職男(39)は11日、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。女は「(男が)何するか分からなかったし、ケンカしても困るなと思って行った」と仲裁目的だったと釈明。男らが金品を脅し取ろうとした意図に当初は気付かなかったとした。

 女は「悪いのは全て私。店に行かなければ、こういうことにならなかったし、店長に怒ることもなかった」と反省。法廷では約35分の土下座映像が流され、息を大きく吐きながら見た女は「全てにおいて私の言動が恥ずかしい」としながらも、検察側の「謝っているように見えないのか」との問いかけには「そうです」と本音をポロリ。だからたばこを脅し取っていいとはならないのは当然だ。裁判官は「十分な反省をしてください」と猛省をうながした。